−Sixty One− ページ13
スレ「嫌！今のエランさんは好きじゃないです！」
スレッタの大きな声が聞こえた。
腰にあるフォルダーから拳銃を抜く。
グエル「A」
「殺すつもりはない。だけど、危険が及ぶなら容赦なく私は撃つ」
エラン「エラン、エランってイラつくなー。そんな奴、此処にはいないよ」
『スタンガンの音を感知しました』
グエル「俺がやる。あそこは傷付けられない」
「分かった。気を付けて」
温室に着くとスレッタとエランの姿があった。
私達が来たことに気づいていないエランの後ろからグエルが首根っこを掴んで引き剥がす。
グエル「エラン、こいつに何をしている」
エラン「誰かと思えば…出奔したお坊ちゃんじゃないか」
グエル「お前のことはよく分かんやつだと思っていたが何に怯えているんだ」
エラン「女の子の前だからって恰好つけるなよ！」
グエルに向かってエランが突進していくが綺麗に避けられ羽交い締めにされてしまった。
床にスタンガンが転がる。
グエル「やめておけ。此処を壊したら謝るどころじゃ済まなくなる」
手にしていた拳銃をフォルダーに仕舞っていると中からエランが出て来た。
「ごきげんよう」
挨拶をすると酷く睨まれたが何も言わず去って行った。
右の方角からヒールの音が聞こえるので向くとミオリネが歩いて来ていたので手を振る。
軽く振ってくれたミオリネに近づく。
ミオ「どうして此処に？」
「んーエランがスレッタにしつこいことしててグエル先輩が仲裁に入ったの」
ミオ「2人は、あそこ？」
「えぇ…ってミオリネ？」
手を引かれるので名前を呼ぶと口に人差し指を置くので黙ってついて来なさいと合図される。
盗み聞きはもうシャディク・ゼネリ件でお腹いっぱいだよ。
温室の外に座ると中の声が聞こてくる。
スレ「ありがとう…ございました。あの…学校、辞めたって……」
グエル「ラウダが父さんに黙って退学届を止めてくれていた。だから復学出来た」
スレ「あ…お、お父さんのこと……お力落としのなきように…」
笑いそうになるとミオリネの強めの肘打ちが横腹に入り、あまりの痛さに蹲る。
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アルマジロ(プロフ) - 雛さん» コメントありがとうございます。楽しく読めれる作品を作れて嬉しいです。また、次回作でお会い出来ることを願っています。 (7月21日 11時) (
レス) id: a2e34baed4 (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - お疲れ様でした。いつも楽しく読ませて頂いておりました。次回作もあれば楽しみにしております。ありがとうございました！ (7月18日 13時) (レス) id: 41047c8144 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - リルさん» コメントありがとうございます！頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (5月29日 19時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
リル - いつも見ています！最高です！これからもお願いします！ (5月29日 18時) (レス) @page5 id: 92d48ed5dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマジロ
| 作成日時：2023年5月27日 19時
