−Sixty− ページ12
ニュー「犯人との交渉役が後継気取り？シャディク・ゼネリ」
シャデ「次の総裁戦、私はグラスレーを代表して立候補するつもりです。延いては貴方方、ペイル・テクロノジーズと協力関係を結びたい」
カル「気の早い話ね。見返りは？」
シャデ「グループの新規基幹事業にガンダムを擁立します」
ネボラ「ガンダムを？」
シャデ「株式会社GUND−ARMも譲渡します。協約の裏でファラクトを開発していた貴方達だ、悪い話ではないでしょう」
ゴルネ「エアリアルも頂けるのかしら」
シャデ「販売プランも委ねます。ペイル社は実を取ればいい」
ネボラ「サリウスの意向は？あの男は翻意など許さないでしょうに」
カル「評議会も黙ってはいないわ」
シャデ「矢面には私が立ちます。カテドラルの出資は、うちが一番の大口ですから…それにガンダムのモビルスーツ事業参画は貴方たちの一番望むとろこではありませんか？」
ニュー「サリウスは戻って来ない。そういうことね？」
耳にはめていたインカムを外し、上を向いた。
穏やかな青空を眺める。
プラント・クエタの襲撃もオープンキャンパスの件もシャディク・ゼネリが手引きをしてたってことか。
「…そんな気はしてたけど」
グエル「何がだ」
上を見ている私の顔を覗きこむように背後にグエルが立っていた。
「わぁっ！」
驚きに椅子から転げ落ちそうになる。
グエル「気配に敏感だったくせにどうした」
「授業はどうしたの」
グエル「今、何時だと思ってる」
生徒手帳を見るとすっかり授業が終わっている時刻だった。
「それでどうしたの？」
深い、深い溜息をつかれてしまった。
グエル「帰るぞ」
「もうちょっと調べ事したいから先に…あ」
そう言えば、部屋めちゃくちゃになったから暫く居候させてって言ったんだ。
それで迎えに来たのか。
グエル「調べ事があるなら部屋でやれ」
「また明日にするよ。帰ろうか」
最後の1枚だったクッキーを口に入れて先に歩いて行ってしまうグエルの後ろを追いかけた。
森を抜けると何か声が微かに聞こえる。
スレッタ？
声は隣にいたグエルにも聞こえていたみたいで顔を見合わせ小さく頷き、ミオリネの温室へと向かった。
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アルマジロ(プロフ) - 雛さん» コメントありがとうございます。楽しく読めれる作品を作れて嬉しいです。また、次回作でお会い出来ることを願っています。 (7月21日 11時) (
レス) id: a2e34baed4 (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - お疲れ様でした。いつも楽しく読ませて頂いておりました。次回作もあれば楽しみにしております。ありがとうございました！ (7月18日 13時) (レス) id: 41047c8144 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - リルさん» コメントありがとうございます！頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (5月29日 19時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
リル - いつも見ています！最高です！これからもお願いします！ (5月29日 18時) (レス) @page5 id: 92d48ed5dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマジロ
| 作成日時：2023年5月27日 19時
