−Nuneteen− ページ20
プロス「もしアレにGUNDフォーマットが搭載されているとすれば、データストームが検出されるはず。いかがです?」
「現在の所は検出されていません」
プロス「従来のパーメットリンクを基にした操作技術です。グループの技術条項に沿ったものと自負しています」
ニュー「それだけではガンダムでないと言えないわ」
ペイル社CEOの1人ニューゲンが反論する。
プロス「ですが断言も出来ません」
プロスペラが淡々と言い返す。
サリ「レディ・プロスペラ。貴方はただエビデンスの欠落部分を言い訳にしているだけだ。黒を白と言い張るつもりか?」
プロス「我々も末席とはいえ、ベネリットグループの一員です。カテドラルの協約も、もちろん存じております。ご信用いただきたい」
ヴィム「…その風対で信じろとでも?」
隣に座るヴィム・ジェタークCEOが増々しげに見ながら、言いがかりをつけた。
プロスペラはおもむろにジャケットをめくって肩を出す。
ヴィム・ジェタークCEOは何のつもりだと言わんばかりに眉をひそめる。
各社のCEOが見守る中、プロスペラはジャケットを脱ぎ捨て、さらにインナーの右袖をまくり上げると、右腕が露わになった。
左手でスイッチを押すと、義手が外れた。
周囲からどよめきがあがる。
プロスペラが義手を放り投げた。
ヴィム「うわっ!」
「たかが義手ですよ」
飛んで来た義手をヴィム・ジェタークCEOに当たる前に取った。
プロス「この腕も、仮面の下の顔も、全て水星の磁場に持っていかれました」
総裁はどう判断するだろうか。
プロス「水星の環境は過酷です。ですが、我々のドローン技術を応用出来れば、危険に身をさらすことなく、パーメットの採掘事業が可能になりまう。私のような人間もいなくなります。どうか、エアリアルの開発を認めて下さい。我々には、グループの支援が必要なのです」
デリン「いや。あれはガンダムだ」
プロス「なぜでしょう?」
デリン「私がそう判断したからだ。異論がある者はいるか?」
沈黙が場を包み込む。
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アルマジロ(プロフ) - なるのぎさん» 初めまして!グエルくんオチの作品少ないですよね…私もグエルくん推しです!ご希望に添える作品になれるよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いいたします! (5月20日 19時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
なるのぎ(プロフ) - グエル推しなので、凄く嬉しいです!😭これからも更新、頑張って下さい。応援してます! (5月20日 18時) (レス) id: 9a1c05d315 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - アルマジロさん» ファイト〜〜〜!! (5月17日 16時) (レス) id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - 舞さん» 初めまして!コメントありがとうございます!分かりにくい点など出てくるかと思いますが精一杯頑張りますのでよろしくお願いします! (5月17日 16時) (レス) id: a2e34baed4 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ 応援してます٩( ᐛ )و (5月17日 16時) (レス) @page20 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アルマジロ | 作成日時:2023年5月16日 23時