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〜4話〜 ページ5

森久保「じゃあ 蛇ちゃんは大輔と飯ってことでOK?」

「いえ その日私仕事だったんですよ 確か前の休みは‥‥」

浪川「すぐ出て来ないぐらい休み無かったの?」

森久保「それか休みの記憶が無いか」

「思い出しました! 午前中に雑誌の撮影で午後からオフになった日にお昼からやってるバーに行ったら谷山さんがいたんですよ」

浪川「ちょっと待って半休?」

「最近は半休ですね 丸1日お休みなんて多分半年前ぐらい?ですね」

森久保「蛇ちゃんのマネージャー 蛇ちゃん過労で倒れちゃうよ!」

浪川「森久保さん 蛇ちゃん マネージャーいないんですよ」

森久保「え、そうなの?」

「はい スケジュール管理とかその他は私が全部自分でやってます」

浪川「もう信じれないですよね マネージャーいる?ってしつこく聞いてるのにいらないの一点張りで 森久保さんからも何か言って下さいよ」

森久保「自分で出来るならそれはそれで良いじゃない?」

「ほら森久保さんもそう言ってるんで大丈夫ですよ!」

浪川「倒れられてからじゃ困るんだよ〜」

「体調管理は毎日記録してますし半休の日は必ずマッサージとかサウナ行って体休めてますよ」

森久保「いい大人なんだからそんな過保護になる必要なんてないよ」

浪川「はーい じゃあここでお知らせです」




―――――――キュッ。

遠くから深く唸るような音を立てていたバイクが私の目の前で止まった。

私はすぐに先週収録したつま塩を止め、耳にはめていたイヤホンを取る。

バイクに乗っていた運転手もヘルメットを外す。

「森久保さん おはようございます」

森久保「おはよ 急にごめんね」

「いえ!頑張ってスケジュール調整したので今日は丸1日遊べます!」

森久保「ありがとね じゃあ行こっか はい ヘルメット」

ヘルメットを受け取りかぶってバイクに跨る。

人生初めてのバイク。

しかも、大先輩の運転なので何処を掴んでればいいか分からずとりあえず肩を掴む。

森久保「緊張してる?」

ヘルメットに取り付けられたインカムから森久保さんの声が聞こえる。

「初めてですので緊張してます」

森久保「超安全運転だから安心してね」

その言葉と同時にバイクがゆっくりと進み始めた。

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ユリア(プロフ) - アルマジロさん、お返事ありがとうございます。これからも頑張ってください!応援してます(^▽^)/ (2022年12月29日 15時) (レス) id: 4dc59746f6 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - ユリアさん» 初めてまして!コメントありがとうございます。素敵な作品と言っていただけて作者とても嬉しい限りです!読んでくださってありがとうございました! (2022年12月28日 20時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - とってもいいお話でした!この後の物語がどうなって行くのか色々と想像してしまいます!素敵な作品をありがとうございました(^▽^)/ (2022年12月25日 12時) (レス) @page46 id: 4dc59746f6 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - 豆腐さん» いつもコメントありがとうございます!これからも更新頑張りますので見て頂けたら嬉しいです!今後もよろしくお願いします。 (2022年6月16日 19時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
豆腐(プロフ) - アルマジロさんが書く森久保さんや浪川さんのお話が大好きで更新される度にワクワクしながら読ませて頂いていました!次の作品も読ませていただきますが一先ずお疲れ様でした!! (2022年6月13日 20時) (レス) id: d034a9fa72 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アルマジロ | 作成日時:2021年12月28日 21時

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