〜31話〜 ページ32
森久保「退院したらあのクレープ屋な」
「…?」
森久保「覚えてないか Aちゃん 気失う前にクレープ屋に行きたいって言ってたんだよ」
その言葉に頭を抱える。
普通、ドラマとかならその人に感謝の気持ちとか或いは愛の告白などあるのに何で私はクレープ屋に行きたいんだよ。
「凄く美味しそうなので是非一緒に行って欲しいです」
森久保「うん そのつもり」
「その後に定食屋とか無しですからね」
森久保「え〜口直しで良いじゃん」
「嫌です」
この後も祥太郎さんと話をしていると看護師の方が着て検査をするということになったので祥太郎さんは仕事に行った。
長時間の検査を終え、くたくたになりながら部屋に戻るとPOLICEと書かれたジャケットを着た人が2人とスーツ姿の人が1人椅子に腰掛けている。
3人は私に気づき立ち上がり挨拶をしてくれるので私も軽く挨拶を済ませる。
ベットに座り楽な姿勢を取るとすぐに本題に話が進む。
簡易的な机に並べられる写真と資料。
「「この男性には見覚えもなく蛇淵さんが気づいた時にはストーカーをされていたということでよろしいでしょうか?」」
「はい」
指指されている写真に写っている男を見るだけで痛くもない傷が痛くなる気がした。
「この方とは過去に何かしらの男女関係や友人関係のトラブルなどはありません 全くの赤の他人です」
「「事件一ヶ月前から彼に付きまとわれていることはご存じでしたか?」」
「最初 私の自宅に訪れて来た時には間違えたのかと思っていましたので知りませんでした」
「「その後に同業者である森久保さんのマネージャーだと知った」」
「容姿がとても似ていたので」
「「そうですか」」
「「今後この様な事がいつ起こってもおかしくありません 警察には早めの相談をお願いします」」
早めの相談をして動いてもくれないのが日本の警察だ。
文句の1つや2つ言いたかったが喉で止めておく。
「分かりました ありがとうございます」
頭を下げると警察の方々も立ち上がって部屋を出て行った。
窓の方を見るうと夕日がカーテンの向こう側でゆらゆらと綺麗に輝いていた。
退院まで残り2週間。
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ユリア(プロフ) - アルマジロさん、お返事ありがとうございます。これからも頑張ってください!応援してます(^▽^)/ (2022年12月29日 15時) (レス) id: 4dc59746f6 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - ユリアさん» 初めてまして!コメントありがとうございます。素敵な作品と言っていただけて作者とても嬉しい限りです!読んでくださってありがとうございました! (2022年12月28日 20時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - とってもいいお話でした!この後の物語がどうなって行くのか色々と想像してしまいます!素敵な作品をありがとうございました(^▽^)/ (2022年12月25日 12時) (レス) @page46 id: 4dc59746f6 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - 豆腐さん» いつもコメントありがとうございます!これからも更新頑張りますので見て頂けたら嬉しいです!今後もよろしくお願いします。 (2022年6月16日 19時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
豆腐(プロフ) - アルマジロさんが書く森久保さんや浪川さんのお話が大好きで更新される度にワクワクしながら読ませて頂いていました!次の作品も読ませていただきますが一先ずお疲れ様でした!! (2022年6月13日 20時) (レス) id: d034a9fa72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アルマジロ | 作成日時:2021年12月28日 21時