−18話− ページ19
シャン「Aか！」
サーベル片手にしたシャンクスさんが現れる。
槍をその場に突き刺しシャンクスさんに駆け寄った。
「シャンクスさん！ウタちゃんを！」
泣きすがる様にシャンクスさんのシャツを握り締めて言うと手に持っていたサーベルを地面に突き刺したシャンクスさんが私の両肩を掴む。
シャン「ウタを…俺達の娘を助けてくれないか」
真剣な眼差しに私は強く頷いた。
「あのバリアの数枚は私が破ります」
ヤソ「破るってさっき弾き返されてたろ」
シャン「ヤソップ 効かなくても試す価値はある」
「バリアを破った後は本体を直接シャンクスさんが攻撃して下さい」
シャン「あァ」
地面に刺していた槍を手に取り再び能力を使う。
「シャンクスさん乗って下さい！」
額に生えている角の辺りにシャンクスさんが乗ってくれるので、蛇の様に体を波の形に曲げながら森を抜ける。
こちらの気配に気づいたのか攻撃を仕掛けてきた。
「しっかり掴まっていて下さい！」
空中で体を翻しながら攻撃を避け本体との距離を縮めていく。
手に握っている槍を先程と同じ様に炎を纏わせ勢い良く投げた。
防御のために張られたバリアを今度はいとも簡単に吹き飛ばす。
立ち込めている土煙が収まると張られていたバリアの数枚は割れずに残っていた。
「このまま突っ込みます！」
覇気を腕に纏いを割って進む。
後少しで本体に届くというところで思ってもいない方向からの攻撃。
シャン「行け！」
「はい！」
言われた通りに前しか見ずに進み続ける。
飛んで来る攻撃は全てシャンクスさんが防いで守ってくれていた。
残り1枚！
゛
体内で温めておいた炎を吐き出す。
熱に耐えれなかったバリアが割れる。
「シャンクス！！」
名前を呼ぶと額から飛び出し本体にサーベルを向ける背中が見えた。
今度は私が守る番。
怪物の本体に巻きつき締め付ける。
身動きが取れなくなったところでシャンクスさんの一撃が入り、怪物は風船が萎む様に小さくなり消えた。
「ウタちゃん！」
シャンクスさんの腕に抱かれて眠っているウタちゃんは怪我も無さそうだ。
シャン「無事だ」
「良かったです」
無事を確認出来たところで能力を解いた。
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アルマジロ(プロフ) - 凪さん» 嬉しいコメントありがとうございます！そう言って頂けて凄く嬉しい限りです！ (2022年9月27日 21時) (
レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - コメント失礼します！シャンクス推しにはたまらない作品でした♡素敵な作品に出会えて嬉しいです！ (2022年9月23日 23時) (レス) @page49 id: 13224a6886 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - showtimeさん» 初めまして！素敵なコメントありがとうございます！私には勿体ないお言葉本当に嬉しくてこれからも頑張る気力になります！本当にありがとうございます！ (2022年9月19日 20時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
showtime(プロフ) - 初めまして！昼くらいから一気に読ませていただきました！REDやっと一昨日見れまして再熱しました！やっぱ推しは最強だなと思いつつアルマジロ様の推しが今まで読んだ中で最高にきゅんとさせられて悶えてます。笑 気長に続きを待たせていただきますね〜〜！！ (2022年9月19日 19時) (レス) id: e8c8ec7c21 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - ちあきさん» 初めまして！コメントありがとうございます！ちあきさんの心を掴めた作品になったようで私自身凄く涙が出そうなぐらい嬉しいです。ちあきさんのお言葉でこれからも頑張れますので温かく見守って頂けたら嬉しいです！ (2022年9月10日 20時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマジロ
| 作成日時：2022年8月18日 21時
