人生の再構築【煉獄杏寿郎】

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胡蝶＞えぇ 鬼屋敷さんは柱じゃないので

伊之助＞じゃあ弱いじゃねぇか

炭治郎＞柱じゃないってどういう事ですか

胡蝶＞私もあまり話した事がないのですがお館様が言うには柱に会いたくない人がいるから柱にはならないと言っていて

伊之助＞餓鬼みたいな事言うやつもいるんだな！

炭治郎＞その人は女性ですか

胡蝶＞えぇ 黒色の髪に所々濃い緑色が入っていました

善逸＞炭治郎？

炭治郎＞今その人はどこに！

胡蝶＞竈門くん 落ち着いて下さい どうしたんですか そんなに慌てるなんて貴方らしくないですよ

炭治郎＞あの人は‥‥あの人に刀を握らせたくないんです

善逸＞知り合いなのか

炭治郎＞血は繋がっていないけどあの人も大事な家族なんだ

布団を強く握りしめる。

善逸＞手紙を送ってみたら？ 同じ鬼殺隊士なら手紙のやり取りも出来るし

胡蝶＞残念ながら鬼屋敷さんは手紙を拒否されるそうです 理由としてはそんな暇があるなら鬼を殺すと

炭治郎＞屋敷はどこにあるんですか

胡蝶＞お館様ですらどこにあるか分からないそうです‥‥そう言えば前に煉獄さんも竈門くんの様に鬼屋敷さんの事を聞いていました

炭治郎＞煉獄さんが

胡蝶＞はい その時に煉獄さんにどうして探しているのかと伺いましたらもしかしたら探している人かもしれないと言っていました

伊之助＞その女がどうして強いとか思うんだよ

胡蝶＞負傷した隊士が鬼屋敷さんの事を見たと言っていた時は瞬きをした時にはもう鬼の頸が落ちてそこには鬼屋敷さんの姿はなかったと言っていました

炭治郎＞善逸と一緒で雷の呼吸の使いなのでしょうか

胡蝶＞さぁ その隊士にどの様な呼吸を使っていたかなんて聞きませんでしたからそこは分かりません

炭治郎＞そうですか

胡蝶＞鬼屋敷さんには会うのは難しいと思います

炭治郎＞俺は会わなきゃいけないんです あの人に

胡蝶＞そうですか 私も一度手紙を送ってみます

炭治郎＞本当ですか

胡蝶＞えぇ でもきっと返して下さらないでしょうが

炭治郎＞それでもお願いします

頭を下げるとしのぶさんは微笑んでそのまま部屋から出て行った。

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