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どこまでが夢だったのか分からない。
記憶の最後の自分は刀を抜刀していた。
また目を覚ましたのだ。
炭治郎>A! 良かった気が付いたんだな
夜がもうすぐ明けそうな空と私の事を覗く炭治郎の顔。
明けそうな夜?
今まであった事を全て思い出し体を勢い良く起こす。
炭治郎の腹部は出血の跡。
A>杏寿郎は
炭治郎>分からない 俺もまだ目を覚ましたばかりだから
まだ脱線したばかりか。
上弦の鬼の気配もまだしない。
A>とりあえずこれで止血して動ける様になったら刀を拾って来て
炭治郎>分かった
煉獄>ここにいたか!
A>杏寿郎 乗客の皆と一緒にここから離れて
炭治郎>A?
A>早く!
頭上の上を何かが通るともの凄い土煙が上がる。
来てしまった。
A>炭治郎ッ!
叫んだ時には鬼の拳が炭治郎の顔に近づいていた。
煉獄>炎の呼吸 弐ノ型 昇り炎天
腕を斬られた事によって距離をとる鬼に向かって走った。
煉獄>A!
A>風の呼吸 壱ノ型 塵旋風・削ぎ
最速で鬼の頸の間合いに入り体を斬り刻む。
この鬼の再生速度を越えろ。
上に高く鬼が飛びあがる。
A>風の呼吸 肆ノ型 昇上砂塵嵐
斬撃を連続で空中に向けて砂嵐の様に起こす。
右手が斬れるがそれも瞬きをする瞬間に治ってしまう。
どれだけ人を喰ったんだ。
隣に杏寿郎が立った。
A>今すぐここから去って!
煉獄>A 一度も君と柱稽古をしたことは無かったがきっと上手く連携がとれると思う
A>何を言って
煉獄>二人で倒す
真剣な眼差しで言われた。
A>分かった
猗窩座>柱だな その闘気練り上げられている 至高の領域に近い
煉獄>俺は炎柱 煉獄杏寿郎だ
猗窩座>俺は猗窩座 杏寿郎 なぜお前が至高の領域に踏み入れないのか教えてやろう 人間だからだ 老いるからだ 死ぬからだ
A>だから鬼になれと言うのか
猗窩座>そうだ 鬼になれば百年でも二百年でも鍛錬し続けられる 強くなれる
A>強くなった先に何があるの どうしてそんなに強さにこだわるの
私がそう言うと猗窩座と呼ばれる鬼の機嫌が悪くなる。
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アルマジロ(プロフ) - 心さん» こんばんわ コメントの方ありがとうございます 更新の方 精一杯頑張らせて貰いますので今後も見て頂けたら嬉しい限りですのでよろしくお願いします。 (2021年1月16日 20時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - こんばんわ☆読ませて頂きました!切ないけどどうなるの?!というドキドキと、続きが気になります!更新頑張って下さい! (2021年1月15日 17時) (レス) id: cc2d25f665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アルマジロ | 作成日時:2021年1月10日 21時