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煉獄>鬼の攻撃は拳で虚空を殴ると飛ばしたり拳での攻撃だ
A>ありがとうございます
炭治郎>A!
A>何
今 私がどんな顔をしているか分からないが振り向くと怖がっている炭治郎の顔があった。
炭治郎>な、んでもない
正面を見ると不満そうにこちらを見つめている鬼の姿。
腰の後ろに差した日本の長さの違う刀を抜刀し剣先を鬼に向ける。
そして、地面を強く蹴った。
最初は私の早さに驚いていたが少しすると動きを見切ってくる。
歴代の柱も殺している上弦の鬼なら当然か。
猗窩座>邪魔をするな!
さっきからお喋りばかりの口を切り裂く。
A>風の呼吸 壱ノ型 塵旋風・削ぎ
地面を抉りながら斬り刻む。
猗窩座>良い斬撃だ 貴様の闘気 柱だな
A>風の呼吸 伍ノ型 木枯らし颪
高く飛び体を捻り竜巻の様に斬りつけ地面に降り立つ。
私の刀は確実にヤツの体を斬り刻んでいた感触があったのにどうして目の前にいる。
技をすぐ出す余裕もなくただ相手の攻撃を刃で受け止めるしかない。
猗窩座>何故 全力を出さない!
右手に持っていた短い方の刀が砕ける。
A>しまっ!!!!
左肩に拳が当たり骨が砕ける音と筋肉が千切れる音と共に血が噴き出る。
猗窩座>貴様も鬼になれ!鬼になれば強くなれる!
右手で左肩を押さえながら呼吸を整える。
片腕で刀一本でこいつには勝てない。
今 私にあるのは「死」。
右足の蹴りが顔横に飛んでくるのを刀で防ぐが先程の攻撃で刀にヒビが入っていたのか折れ蹴りは私の頭に直撃し吹き飛ばされた。
最後 私の記憶に残ったのは泣いている友人 竈門炭治郎の顔と凛々しい眉毛が下がって悲しそうに私の事を見つめる煉獄杏寿郎の顔だった。
全身に強い衝撃が当たると私の意識は吹き飛んだ。
私は死んだはずだった。
なのに今 どうして私は無限列車の中にいる。
辺りを見渡すが乗った時と変わらない。
悪夢でも見たのか。
自分が死ぬ夢だなんて縁起が悪い。
帰ったらお祓いにでも行こう。
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アルマジロ(プロフ) - 心さん» こんばんわ コメントの方ありがとうございます 更新の方 精一杯頑張らせて貰いますので今後も見て頂けたら嬉しい限りですのでよろしくお願いします。 (2021年1月16日 20時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - こんばんわ☆読ませて頂きました!切ないけどどうなるの?!というドキドキと、続きが気になります!更新頑張って下さい! (2021年1月15日 17時) (レス) id: cc2d25f665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アルマジロ | 作成日時:2021年1月10日 21時