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家屋の中に入ると六太と遊んでいる茂の姿があった。
茂＞A姉ちゃん！
A＞茂 六太 ただいま
六太＞A姉ちゃん A姉ちゃん
A＞ん〜どうしたの 六太
茂＞兄ちゃんばっかで相手してくれないから寂しかったんだと思う
A＞ごめんね 今日はずっとここにいるからいーっぱい遊ぼう
葵枝＞Aゆっくりして行きなさいね
A＞いつもありがとうございます
葵枝＞いいのよ Aは炭治郎の命の恩人だから
竹雄＞ねぇ 母ちゃん A姉ちゃんはどうして兄ちゃんの命の恩人なの？
花子＞私もずっと気になってた〜！
炭治郎＞俺がいる時にその話をしないでくれよ 恥ずかしい
禰豆子＞いいじゃないの ね お母さん
葵枝＞そうね
茂＞早く聞きたい〜
葵枝＞炭治郎がいくつの時だったかしら
炭治郎＞五つの時だよ 初めて一人で麓の村にお使いに行ったんだ 当時の俺なんて母さんに手を引かれてじゃなきゃ村を歩けないぐらい分からなかったから道に迷ったんだ
A＞それで泣きながら歩いてたら前から来る大人に気づかなくてぶつかった
炭治郎＞そう いっぱい謝ったのにその大人 全然許してくれなくてさ 終いには小刀出して金を出せとか脅して来たんだ
A＞それ 私の家の目の前でやるんだから五月蠅いこと
炭治郎＞でもあの時のA凄くかっこ良かったぞ まさか箒 一本であの男を気絶させるなんて
竹雄＞本当にそれA姉ちゃんだったの？
花子＞見間違いとかじゃない？
葵枝＞その後 炭治郎と一緒にここに来たわ
A＞握った手ずっと離してくれなかったんだもん
炭治郎＞わぁぁあああ！Aはいつでも一言余計なんだよ！
A＞何の事かな？
一家の笑い声が家屋に響く。
花子＞それでA姉ちゃんはお兄ちゃんの命の恩人なんだ
葵枝＞そうよ さ、おにぎり握ったから皆で食べましょう
禰豆子＞お茶をいれるわ
A＞私も手伝う
葵枝＞座っていていいのよ
炭治郎＞母さん 禰豆子とAにやらせてやって
葵枝＞そう？
炭治郎＞年頃の女の子同士で話したいこともあるだろうからさ
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アルマジロ(プロフ) - 心さん» こんばんわ コメントの方ありがとうございます 更新の方 精一杯頑張らせて貰いますので今後も見て頂けたら嬉しい限りですのでよろしくお願いします。 (2021年1月16日 20時) (
レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - こんばんわ☆読ませて頂きました！切ないけどどうなるの？！というドキドキと、続きが気になります！更新頑張って下さい！ (2021年1月15日 17時) (レス) id: cc2d25f665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマジロ
| 作成日時：2021年1月10日 21時
