華よ咲け【煉獄杏寿郎】

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煉獄＞もう終わりか！星宮さん 来週からよろしくな

A＞こちらこそよろしくお願いします

大きな背中に視線を向けていたが宇髄さんの視線を感じ顔を見ると気色悪い顔をしていた。

A＞何か

宇髄＞どうだった？

A＞やっぱり宇髄さん わざと食堂に行ったよね

宇髄＞さぁね〜 惚れちゃった？

A＞はぁ！？何でそうなる訳

宇髄＞目がハートだったぞ

A＞好きでもなんでもないんだけど

宇髄＞はいはい ほら行くぞ

出欠表で頭を叩かれる。

昔の事を知っているくせによく言えたもんだ。

A＞ちゃんと綺麗にするんだよ〜

「「はーーい」」

美術室に掃除をしに来た当番の子達に言う。

「先生 今日何か予定あるの？」

A＞特に無いよ

「えーー嘘だ！」

「今日いつもと違って可愛いって他のクラスで話題になってたんだよ！」

A＞どこが違うんだろう

自分でも分からないが生徒には分かるんだろうか。

「デート？それとも好きな人出来た？」

A＞両方ともないんだけど

「先生さ 来週から歴史の授業にも来てくれるんでしょ？」

A＞うん まだ皆には言ってなかったけどどこで聞いたの？

「俺達 6限 煉獄先生だったんだけどその時に聞いた！」

まぁ、予想をしていたけど。

A＞煉獄先生の授業は楽しい？

「めっちゃ楽しいよ！たまに騎馬戦とかやるんだ！」

聞きたくない事聞いたかもしれない。

「あれ楽しいよな！」

「うんうん！」

「ちょっとー！男子 掃除してよ 私達もA先生と話したいのに！」

A＞ほら掃除しよ 女の子達怒ってる

「「はーーい」」

掃除のチェックを済ませてから準備室に戻れたのは授業が終わってから1時間後だった。

理由は生徒の皆と話をしていたから。

いつもの事だからもう慣れてしまったが。

宇髄＞お疲れ〜

A＞お疲れ様

宇髄さんは今度あるテストを作っているみたいだ。

宇髄＞昨日 甘露寺が来てネイルして貰いたいって言ってたぞ

A＞確か蜜璃ちゃんも大学のテストがあるって先月言ってたからもうそろそろネイルしてあげないとなぁ

どんなネイルにしようか考えながら明日入っている予約のお客さんを確認する。

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