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途中 隠の方 何人かに声を掛け無限列車が止まる駅にいるようにと伝え駅に向かった。
駅で無限列車を待っていると遠くの方から汽車の音がするがブレーキの音が聞こえない。
ただ凄い勢いで走っている音だけ。
なんだ。
ホームぎりぎりに立って遠くを見る。
気味が悪い列車が見えてくるじゃないか。
鬼か。
「A様私達は」
A>きっとあの列車はブレーキが利きません この先倒れる可能性が高いです ですのでこの先で鬼に注意しながら待機をお願いします
「かしこまりました」
もの凄い勢いで目の前を通過しようとする列車に飛び移る。
屋根に上る。
A>炭治郎?
炭治郎>A!何でここに!
A>私も任務で
炭治郎>そうか!力を貸してほしい!この列車が鬼になった 中にいる人達を守ってほしい!
A>うん!師範は!
炭治郎>煉獄さんも中にいるけど血鬼術で眠らされているかもしれない!
A>分かった
屋根を突き破って中に入ると丁度師範がいた。
A>師範!!!起きてください!!ちょっと!!
体を揺さぶるが起きない。
煉獄>よもや!
A>師範! この列車は8両編成です 後方五両は私達が見て残り三両は私の友達が守ってくれます
煉獄>そうか!伝達ご苦労!そしてよくここに来た!
A>はい!
師範と背中合わせになる。
煉獄>炎の呼吸 壱ノ型 不知火!
A>炎の呼吸 肆ノ型 盛炎のうねり!
しばらく攻撃をしているともの凄い断末魔が聞こえ列車が大きく揺れた。
A>師範!
煉獄>乗客を守るんだ
体が宙に浮いてそのまま空いた窓から体が出てしまう。
衝撃で完全に体が外に放り投げだされる。
空中で受け身を取りながら地面に向かっていく体。
A>炎の呼吸 弐ノ型・改 昇り炎天
本来は下から上に刀を上げるが逆に上から下に刀を振り下ろし衝撃を殺す。
土の上を転がる。
一瞬視界に緑の市松模様が見えた。
すぐに立ち上がって走る。
途中炭治郎の刀を拾う。
A>炭治郎!!
伊之助>お前来てたのか!
A>うん 炭治郎!!
炭治郎>んっ…Aか
A>呼吸で止血して
隊服を捲り上げて布を当てる。
そうそうしっかり呼吸出来てる。
大丈夫。
もう鬼はいないから。
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作者名:アルマジロ | 作成日時:2020年10月29日 11時