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痛む頭を押さえながら目が覚めた。
今は何日だ。
いつの間にか着替えせられていたがすぐに枕元に置いてある隊服に着替えて襖を大きく開ける。
千寿郎>Aさん!?どこに!
A>私はどれぐらい寝ていましたか!
千寿郎>昨日兄上が門の近くでAさんを抱えていてから次の日です
まずい!
日にちが経ってしまっている。
殺されていないだろうか。
杏寿郎>A!
A>は、はい!!
後ろから声を掛けられる。
杏寿郎>彼は胡蝶の屋敷にいる 行って来るといい
A>裁判は…
杏寿郎>反対をしていたのだが少年が連れていた鬼は人を喰う事がなかった
A>そうですか 会いに行って来ます!
煉獄家を飛び出して蝶屋敷に向かう。
A>ごめんくださいー
きよ>Aさん!こんにちは
A>こんにちは えっと‥‥昨日ここに市松模様の少年が運ばれてきたと思うんですけど
きよ>いますよ!どうぞこちらへ
A>ありがとうございます
胸の鼓動が早くなるのを感じる。
本当に自分が思っている炭治郎なのか。
もし違ったら…。
きよちゃんが病室の扉を開けと枕がこっちに飛んで来たのですぐに枕を手に取る。
A>きよちゃん お怪我は?
きよ>大丈夫です!Aさん ありがとうございます
全くこんな方向に投げるだなんて困った人達がいるもんだ。
後ろを振り返ると目が合った。
A>た‥‥炭治郎?
炭治郎>Aなのか?
久しぶりに聞いた声。
気づいたら走り出していた。
炭治郎>ぐぇ!!痛い!痛い!もの凄く痛い!
善逸>おい!炭治郎 説明しろ!この女の子どこの子だよ!何でお前抱きしめられてんだよ!
A>良かった本当に良かった
炭治郎>ごめんな
頭を撫でてくれる。
A>…待って何でここにいるの
すぐに離れて寝台の横にある椅子に座った。
炭治郎>どこから話せばいいか
A>何があったの 師範が鬼を連れていたって言ってた
善逸>き、君!何て言うの?名前!
2つ後ろの寝台に寝ている髪の毛が黄色い少年が言った。
A>私はAと言います
善逸>苗字は
A>親に捨てられたから無いです
炭治郎>え
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作者名:アルマジロ | 作成日時:2020年10月29日 11時