18 ページ18
胡蝶>Aさんは隠の方々を救助の方に回ってください
A>承知しました
木の上に登って飛びながら生き残っている隊士を探す。
カナヲ様がいた。
A>カナヲ様 ここは任せてもいいのでしょうか
頷いたのでもっと奥に進む。
どこかにいるんじゃないか。
「カァー!カァー!伝令!炭治郎・禰豆子両名ヲ拘束本部ヘ連レ帰ルベシ!!」
A>炭…治郎?禰豆子ちゃん?
本当に自分が思っている二人なのだろうか。
どこにいるんだ。
この柱二人は何をしているんだ。
A>あのぉ〜 それって隊律違反じゃないですか…
胡蝶>Aさん 見てないで助けてください
A>その炭治郎と禰豆子はどこに
「A様 隠が既に拘束し本部に運んでおります」
A>あの!!
隠の方に喰い気味に話す。
A>市松模様の羽織を着ていませんでしたか!
「え、あぁ 緑色の市松模様でしたが」
腰が抜けた。
生きて‥‥いたんだ。
胡蝶>あらAさんの探していた方でしたか?
A>はい
胡蝶>でもきっと殺されちゃいますね
A>え?
いつも優しい胡蝶さんが怖かった。
朝日が上がり柱の二人はそのまま本部へ。
私は会わせて貰えないということで煉獄家に帰還していた。
煉獄>下を向いて歩いているのはよくないぞ!
A>師範!
顔を上げると目の前に師範がいた。
煉獄>今から本部で裁判だ!行って来る!
A>さ、裁判!?
煉獄>む!そうだが
A>師範 私の大切な人なんです!どうか!首を撥ねないで下さい!
初めて師範に泣きついた気がする。
煉獄>その少年は鬼を連れているそうだ!A!鬼を庇うなど明らかな隊律違反!斬首しなければならない!
A>嫌です!辞めてください!お願いします
土下座をした途端 師範に気絶させられた。
千寿郎>兄上?何か騒ぎが聞こえたのですが…Aさん?
煉獄>すまない!少し言い合いになってしまった!千寿郎 Aを頼めるか!?
千寿郎>は、はい!
目から流れた涙が頬を伝う。
16人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アルマジロ | 作成日時:2020年10月29日 11時