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胡蝶>Aさんは隠の方々を救助の方に回ってください

A>承知しました

木の上に登って飛びながら生き残っている隊士を探す。

カナヲ様がいた。

A>カナヲ様 ここは任せてもいいのでしょうか

頷いたのでもっと奥に進む。

どこかにいるんじゃないか。

「カァー!カァー!伝令!炭治郎・禰豆子両名ヲ拘束本部ヘ連レ帰ルベシ!!」

A>炭…治郎?禰豆子ちゃん?

本当に自分が思っている二人なのだろうか。

どこにいるんだ。

この柱二人は何をしているんだ。

A>あのぉ〜 それって隊律違反じゃないですか…

胡蝶>Aさん 見てないで助けてください

A>その炭治郎と禰豆子はどこに

「A様 隠が既に拘束し本部に運んでおります」

A>あの!!

隠の方に喰い気味に話す。

A>市松模様の羽織を着ていませんでしたか!

「え、あぁ 緑色の市松模様でしたが」

腰が抜けた。

生きて‥‥いたんだ。

胡蝶>あらAさんの探していた方でしたか?

A>はい

胡蝶>でもきっと殺されちゃいますね

A>え?

いつも優しい胡蝶さんが怖かった。

朝日が上がり柱の二人はそのまま本部へ。

私は会わせて貰えないということで煉獄家に帰還していた。

煉獄>下を向いて歩いているのはよくないぞ!

A>師範!

顔を上げると目の前に師範がいた。

煉獄>今から本部で裁判だ!行って来る!

A>さ、裁判!?

煉獄>む!そうだが

A>師範 私の大切な人なんです!どうか!首を撥ねないで下さい!

初めて師範に泣きついた気がする。

煉獄>その少年は鬼を連れているそうだ!A!鬼を庇うなど明らかな隊律違反!斬首しなければならない!

A>嫌です!辞めてください!お願いします

土下座をした途端 師範に気絶させられた。

千寿郎>兄上?何か騒ぎが聞こえたのですが…Aさん?

煉獄>すまない!少し言い合いになってしまった!千寿郎 Aを頼めるか!?

千寿郎>は、はい!

目から流れた涙が頬を伝う。

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作者名:アルマジロ | 作成日時:2020年10月29日 11時

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