【鬼滅の刃】灰になる 【煉獄杏寿郎】

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懺悔を抜刀すると目の前にいた鬼は少し後退りした。

猗窩座＞何だ！何なんだ！！

A＞まだ貴方には私は弱く見えますか





善逸＞炭治郎 ここにいたのか…って何これ どうなってんの

炭治郎＞善逸 禰豆子は

善逸＞この中に

炭治郎＞ありがとう

善逸＞なんで柱がボロボロなんだよ！

炭治郎＞煉獄さん Aさんは灰の呼吸を使うんですよね

杏寿郎＞あ、あぁ

炭治郎＞あれは黒い炎ですよね

杏寿郎＞俺にも分からない

伊之助＞アイツはこんなにも強いのか






猗窩座＞A！ 鬼になろう お前程の剣士は鬼になるべきだァ！！！！

A＞その口少しお喋りが過ぎます

口を切り刻む。

ボタボタと地面に落ちる血。

刺さっている顎の部分から懺悔が血を吸う。

とても鬼舞辻無惨の血が濃い。

猗窩座＞破壊殺・滅式！

A＞黒炎の呼吸

炭治郎＞黒炎の呼吸…？

A＞玖ノ型 黒虎

技を打ち出した瞬間に間合いを大きく詰める。

A＞黒炎の呼吸 零ノ型 黒炎

もっともっとこいつの頸を跳ねる炎を出さないと骨の髄まで燃やせない。

体を燃やせ！

灰になってでも！動かせ！

A＞黒炎の呼吸 拾ノ型 黒龍！

炭治郎＞Aさん！！体が、燃えて

杏寿郎＞もう…やめてくれ！！！

猗窩座＞いいぞ！もっとぶつけてくれ！A！

A＞五月蠅い

猗窩座＞破壊殺・空式

またこの遠距離の攻撃か。

もう攻撃すら煩わしい。

全てを切ればいい。

空気もこの鬼の頸も。

A＞黒炎の呼吸 拾弐ノ型 黒風

鬼が私の体に触れるが灰になる。

猗窩座＞なっ！

鬼の頸に刃が刺さる。

A＞はぁぁぁあああああ！！

両手で柄を握り重たく硬い頸。

横腹に蹴りが飛んでくる。

痛みに体制が少し乱れる。

なんで切れない。

「女だからだ」

歯を食いしばる。

もう一度 腰を入れ直す。

A＞伏せろ！！！

この言葉が聞こえているか分からない。

お願いだから伏せていて。

炭治郎＞伊之助 伏せろ！ 善逸も！

A＞黒炎の呼吸 奥義 拾参ノ型 黒点

黒い波紋が広がり辺り一面の木々が灰になる。

猗窩座＞くそが！

自分の最高難度の技を使ってもお前の頸は切れないのか。

昇って来る朝日。

それに逃げていく鬼が視界に入った。

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