28 ページ28
炭治郎>そうなんですか
A>はい 中に行きましょうか
列車の中に乗って杏寿郎さんを探す。
列車との間にある扉を開けると聞こえて来る声。
杏寿郎>うまい!うまい!うまい!
炭治郎>!?
杏寿郎>うまい!うまい!
善逸>あの人が炎柱
炭治郎>うん
善逸>ただの食いしん坊じゃなくて?
炭治郎>うん…あの すいません 煉獄さん
杏寿郎>うまい!
A>ごめんなさい
炭治郎>あ もうそれは すごくわかりました
A>炭治郎くん 座って少し話しましょうか
炭治郎>はい! 煉獄さん ヒノカミ神楽ってご存じでしょうか 父が神楽をやっていて
A>私も調べましたが何も分かりませんでした
杏寿郎>知らん! ヒノカミ神楽という言葉も初耳だ Aも分からないなら俺は知らん!
A>ごめんなさい
炭治郎>そんな謝らないでください!
杏寿郎>俺の継子になるといい面倒を見てやろう!
炭治郎>待ってください そしてどこ見てるんですか!
杏寿郎>炎の呼吸は歴史が古い! 炎と水の剣士はどの時代でも必ず柱に入っていた 炎・水・風・岩・雷が基本の呼吸だ 他の呼吸はそれらから枝分かれしてできたもの 霞は風から派生している!
A>竈門くんの刀は何色ですか?
炭治郎>色は黒です
杏寿郎>黒刀か!それなら俺の継子じゃなくてAの継子がいいんじゃないか! Aは柱で初めて黒刀を持つ剣士なのだからな!
炭治郎>え
A>杏寿郎さん違います!私の日輪刀の色は灰色です 懺悔は元の色が黒刀です
杏寿郎>そうか!すまない!溝口少年 黒刀はどの系統を極めればいいのかもわからないと聞く!
炭治郎>俺は竈門ですよ きついんですかね
列車が動き出す。
杏寿郎>俺の所で鍛えてあげよう もう安心だ!
A>伊之助くん 危ないですよ
窓から顔を出している伊ノ助くん。
杏寿郎>危険だぞ!いつ鬼が出てくるかわからないんだ!
善逸>え? 嘘でしょ 鬼出るんですかこの汽車
杏寿郎>出る!
善逸>出んのかい 嫌ァーーー!! 鬼の所に移動してるんじゃなくてここに出るの嫌ァーーー!!
杏寿郎>短期間のうちにこの汽車で四十人以上の人が行方不明となっている! 数名の剣士を送り込んだが全員消息を絶った! だから柱である俺が来た!
71人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さら - こちらこそありがとうございます!!また煉獄さんのお話書いてくれて嬉しいです!!早速読みます!!頑張って下さい!! (2020年10月24日 22時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - さらさん» さらさん初めまして!こんなに長いコメント本当にありがとうございます とても読みやすいと言って頂けて作者滝泣きでございます。映画見るとまた違いますよね!一応 また煉獄さんのお話を書き始めているので良かったら見て下さると嬉しいです^^ (2020年10月24日 10時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして!!お話完結おめでとうございます!!とっても読みやすくて感動しました!!映画も泣けてこの作品では結ばれたのでよかったです!!冨岡さん推しですけど、映画見てから煉獄さんめっちゃ大好きになりました!!また鬼滅のお話書いて欲しいです!! (2020年10月24日 1時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アルマジロ | 作成日時:2020年10月17日 0時