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ヒノカミ神楽とは何だろうか。
日の呼吸についても少し知りたいのだが手記があんなんじゃ。
千寿郎>Aさん どうかしたのですか?
A>っは!ごめんなさい 少し考え事をしておりました
今は夕餉の途中だ。
千寿郎>やっぱり兄上の事が心配ですか
A>え、えぇ 今日は槇寿郎様はいますか
千寿郎>父ならいます
A>ありがとうございます
夕餉を食べて槇寿郎様の部屋の前に来る。
A>槇寿郎様 少しお話を聞いていただけませんでしょうか
蝋燭の光が見える。
中に気配も感じるし。
A>ヒノカミ神楽 日の呼吸をご存知でしょうか
襖が大きな音を立てて開いた。
槇寿郎>貴様が何故 知っている
A>いえ それを知っている少年に出会いまして…槇寿郎様?
槇寿郎>俺は知らん
A>そうですか
槇寿郎様の部屋から私の鎹鴉が飛んで来た。
しかもお館様が緊急の時に飛ばす私専用の白い鴉。
「A! 煉獄杏寿郎 竈門炭治郎 我妻善逸 嘴平伊之助カガ乗車スル列車ニ向カエ!」
羽織の袖を嘴で引っ張って来る。
A>失礼します
踵を返して立ち去ろうとした瞬間だった。
槇寿郎>お前も杏寿郎も弱い
A>いい加減にしてください
槇寿郎様の襟を掴んでいた。
A>私の事は何を言われてもいいです ですが息子である杏寿郎さんの事や千寿郎くんの悪口は許しません いつまでもその様な態度を取らないでください 帰って来たらしっかり話をさせていただきます 失礼します
千寿郎くんに見送られながら列車が出る駅まで向かう。
冷静になった瞬間 私は槇寿郎様になんて事をしてしまったのだろう。
まずい。
今度 顔を合わせたらきっと首が飛ぶ。
あぁ、きっとそうだ。
肩にかけている羽織をしっかり着て刀を隠す。
駅で切符を買った所で見知った顔ぶれを見つけた。
A>こんばんは
後ろから声を掛けると驚いていた。
炭治郎>Aさん!どうしてここに
A>私もこの鬼退治に呼ばれました
炭治郎>あの先に煉獄さんが乗っているって言ってたんですけど
A>気配がしますから乗っていますよ
善逸>あれ…Aさん 刀 この間見たのと違いません?
A>よく分かりましたね 妖刀の方は刀鍛冶の方に研いでもらっている最中でして
この刀は私が柱になるまで使っていた日輪刀。
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さら - こちらこそありがとうございます!!また煉獄さんのお話書いてくれて嬉しいです!!早速読みます!!頑張って下さい!! (2020年10月24日 22時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - さらさん» さらさん初めまして!こんなに長いコメント本当にありがとうございます とても読みやすいと言って頂けて作者滝泣きでございます。映画見るとまた違いますよね!一応 また煉獄さんのお話を書き始めているので良かったら見て下さると嬉しいです^^ (2020年10月24日 10時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして!!お話完結おめでとうございます!!とっても読みやすくて感動しました!!映画も泣けてこの作品では結ばれたのでよかったです!!冨岡さん推しですけど、映画見てから煉獄さんめっちゃ大好きになりました!!また鬼滅のお話書いて欲しいです!! (2020年10月24日 1時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アルマジロ | 作成日時:2020年10月17日 0時