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そう言うと槇寿郎様は少し嫌な顔をした。
槇寿郎>千寿郎 酒を持ってこい
千寿郎>え、はい
横に腰かけた。
槇寿郎>少しだけだ 酒をつげ
A>承知致しました
刀を鞘にしまう。
千寿郎くんがお酒を持って来る。
A>部屋で待っていて下さい
千寿郎>はい
頭を撫でるが凄く怖がっている。
A>大丈夫です
お酒が入った陶器を持って盃に注ぐ。
A>炎の呼吸は難しいですね これを出来る杏寿郎さんは凄いと思います
槇寿郎>アイツは弱い
A>弱くていいのです 私がお守りするので
槇寿郎>女が何を言う
A>柱には他にも女の剣士はおりますが彼女らの事も弱いと言うのなら私は怒ります
空気が悪くなる。
槇寿郎>炎の呼吸はお前には出来ない
A>それはまだ覚えたてですからね それでは失礼します
陶器の中に入っていたお酒を全部飲み干す。
A>お酒は体に悪いですから
久しぶりに飲んだお酒は少し苦い。
千寿郎くんの部屋に入る。
千寿郎>Aさん 大丈夫でしたか
A>はい 大丈夫ですよ
千寿郎>お酒の匂いがします
A>少しだけです
その後 酔いつぶれて任務に危うく遅れる所だった。
A>ここを持っていて欲しいです
千寿郎>はい
A>ありがとうございます
今日は杏寿郎さんと街にお出掛けの日だ。
朝早くから着物に着替えて髪を丁寧に結う。
千寿郎>とても綺麗です 兄上もびっくりします
A>してくれますかね
杏寿郎さんの気配がする。
こっちに歩いて来ているからきっと支度が終わったのだろう。
杏寿郎>A
A>はい 今すぐ行きます
千寿郎>あれいつの間にか呼び方が
A>杏寿郎さんとは‥‥恋仲なのです
千寿郎>い、いつ祝言を挙げるのですか!
杏寿郎>Aが修行から帰って来てからにしようと思う
千寿郎>それは豪華にお祝いしないといけませんね
A>待って下さい 杏寿郎さん 今何と…
杏寿郎>修行から帰って来たら祝言を挙げるつもりだと言った!
A>頭が混乱してきました
杏寿郎>む!胡蝶の所に行くか!
A>違います こちらの話です
千寿郎>お二人とも楽しんで行って下さい
A>はい
杏寿郎>うむ!行って来る!
門を出た瞬間に手を握られる。
どうしてかと聞くと恋仲はこうするのが決まりらしいと教えてくれた。
大きな手だ。
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さら - こちらこそありがとうございます!!また煉獄さんのお話書いてくれて嬉しいです!!早速読みます!!頑張って下さい!! (2020年10月24日 22時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - さらさん» さらさん初めまして!こんなに長いコメント本当にありがとうございます とても読みやすいと言って頂けて作者滝泣きでございます。映画見るとまた違いますよね!一応 また煉獄さんのお話を書き始めているので良かったら見て下さると嬉しいです^^ (2020年10月24日 10時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして!!お話完結おめでとうございます!!とっても読みやすくて感動しました!!映画も泣けてこの作品では結ばれたのでよかったです!!冨岡さん推しですけど、映画見てから煉獄さんめっちゃ大好きになりました!!また鬼滅のお話書いて欲しいです!! (2020年10月24日 1時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アルマジロ | 作成日時:2020年10月17日 0時