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制御出来ない体。

A>早くしてください!

杏寿郎>分かっているんだ!!でも!

杏寿郎さんを殺す勢いで動く刀。

やめてやめてやめて。

目を瞑った瞬間 意識がどこかに落ちた。



「この刀を壊そう」

知らない男の人が懺悔を壊そうとしている。

「嫌だ まだ死にたくない 壊さないで」

違うトーンの男の人の声。

どこから。

懺悔を壊そうとしている男が大きく槌を振り下ろす。

石の様に動かない体。

動け!

無意識に手を伸ばす。

手先に懺悔が触れた瞬間 目の前が暗転した。

「神々廻A」

私の名前。

浮いている懺悔が目の前に。

A>この力の強さにどれだけ助かっているか

「非力な女」

触れようとした途端に言葉が聞こえた。

A>貴方は言葉が話せるの

「ここはお前の無意識の領域」

A>無意識の領域

ただ夕焼けが一面に広がっているだけな気がする。

「100年ぶりに器と出会った」

A>器

「お前の器は美しく大きい」

A>…杏寿郎さんは!どこに

「神々廻A お前はきっと俺を殺した鬼を殺すことが出来る 力を貸すから必ず殺せ」

眩しい程の閃光。

それがおさまると私の事を心配そうに見つめる杏寿郎さんの姿があった。

何かおかしい。

零れ落ちる涙の量がおかしい。

失ったはずの左眼を触る。

A>な・・んであるの

杏寿郎さんを置いて手鏡が置いてある自室に走った。

机の上に置いてある手鏡を手に取って顔を見ると自分の髪色と同じ眼がある。

「契りの証としてお前に眼をやる それで少しは鬼の動きが読めるだろう」

後ろから声がして振り返るが誰もいない。

バタバタを足音が聞こえ杏寿郎さんが入って来る。

杏寿郎>胡蝶の所に行こう!

手を引かれしのぶちゃんの屋敷まで連れて来られる。

胡蝶>どうしたんですか そんなに慌てて

しのぶちゃんも驚いていた。

A>私にもよく分からなくて

胡蝶>詳しくお話して貰えますか

A>炎の呼吸を使った途端に体の自由が利かなくなりそこから夢を見ました

杏寿郎>夢か!鬼の仕業か!

A>夢の中で懺悔とお話しました 契りを交わす代わりに眼を頂きました

胡蝶>懺悔とはAちゃんが持っている妖刀ですよね

A>はい

胡蝶>眼以外にどこか違和感はありますか

A>いえ

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さら - こちらこそありがとうございます!!また煉獄さんのお話書いてくれて嬉しいです!!早速読みます!!頑張って下さい!! (2020年10月24日 22時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - さらさん» さらさん初めまして!こんなに長いコメント本当にありがとうございます とても読みやすいと言って頂けて作者滝泣きでございます。映画見るとまた違いますよね!一応 また煉獄さんのお話を書き始めているので良かったら見て下さると嬉しいです^^ (2020年10月24日 10時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして!!お話完結おめでとうございます!!とっても読みやすくて感動しました!!映画も泣けてこの作品では結ばれたのでよかったです!!冨岡さん推しですけど、映画見てから煉獄さんめっちゃ大好きになりました!!また鬼滅のお話書いて欲しいです!! (2020年10月24日 1時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アルマジロ | 作成日時:2020年10月17日 0時

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