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竈門>そうだったんですね
煉獄>彼女は有名なお店で働いているのか?
竈門>はい Aのお店のブラウニーは絶品ですよ あ、俺戻りますね
煉獄>あぁ また明日
竈門>煉獄さんも頑張って下さいね〜
竈門少年に手を振って自宅のアパートに歩いて戻る。
さてと帰ったら朝ご飯を食べて出勤だ。
宇髄>珍しいな お前がそんな可愛らしい物を持って来て
後ろから声を掛けられた。
煉獄>今朝 貰ったんだ!君も食べるか?
宇髄>貰うわ
赤色に塗られた爪がブラウニーを掴む。
冨岡>そのブラウニーはフラムのか
正面の席の冨岡が椅子に座りながら言う。
宇髄>‥‥煉獄 フラムのなのかこれ
煉獄>フラム?
宇髄>ここから二十分ぐらいにある 超有名店
煉獄>知らんな!!
宇髄>ほらこれ見て見ろよ!
宇髄がスマホの画面を差し出して来たのでそれを見るとお店のHPだった。
洋菓子や和菓子の写真。
どれも美味しそうでお腹が空く。
不死川>なにしてんだァ
俺の左隣の不死川が授業から帰って来ていた。
いつも強面な顔をしている不死川が凄く驚いた顔をしている。
不死川>煉獄よォ それいつ買って来たんだ
宇髄>どうも朝竈門から貰ったらしくてな
煉獄>竈門少年の所に朝来ていた女性から頂いた!名は京Aさんだ
宇髄の叫び声に職員室の誰もが耳を塞いだ。
宇髄>お、お、お前 Aさんと知り合いなのか!?
煉獄>いや今日初めて会った!
今世で。
宇髄>24歳で現フラムのオーナー 数々のコンクールで毎回金賞受賞 そして容姿端麗 店に並ぶ商品は日持ちする物以外全て午前中で売り切れ ちなみに俺もまだ買って食ったこと無かったんだがなぁ
煉獄>そんなに凄い人なのか!
冨岡>確か炭治郎とは専門学校が一緒だっただとか
煉獄>うむ!少年はそう言っていた!
宇髄>前世どんな奴だったんだろうな〜
煉獄>彼女の前世は俺の継子だ!
また宇髄の叫び声が職員室に響き今度は胡蝶カナエが分厚い参考書で殴られていた。
最後のブラウニーを手に取ろうとしたらいつの間にか来ていた伊黒に取られた。
※Gentil・Flamme:ジャンティー・フラム=優しい炎
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作者名:アルマジロ | 作成日時:2020年12月9日 20時