10 ページ10
轟＞どうせ 足手纏いとか自分は何も出来ないとか思って寝れなかったんだろ 目の下の隈
自分が悩んでいたことを当てられて少しびっくりしているのと目の下の隈が恥ずかしい。
しっかり隠したつもりだったのに。
A＞気使わせちゃってごめんね
轟＞そんな事はねぇ 雪華は優しいからだろ
A＞え
轟＞上手く言葉にできねぇけど前よりしっかりヒーローの顔になってる
ヒーローの顔。
どんな顔をして今ここにいるんだろう。
急に轟くんが立ちあがった。
轟＞行くぞ
A＞あ、うん！
バックを持って外に出る。
男の後ろを距離をあけて歩く。
轟＞そんな離れんな 怪しまれる
右手を握られる。
しかも恋人達がする握り方だ。
男は電車に乗った。
私達も電車に乗るが少し利用している人が多く車内は窮屈だ。
轟くんとは距離が近いから緊張してしまう。
一般人のフリをしなければならない。
A＞きょ、今日の映画楽しみだね
轟＞あぁ
A＞もう少し会話しないと わっ！
電車が揺れ後ろの知らない男性に押されてしまう。
そのまま目の前にいる轟くんにぶつかってしまった。
しっかりとした筋肉。
またホークスとは違う匂い。
轟＞大丈夫か？
A＞ごめんね 慣れないヒールなんか履いてきちゃったから
腰にいつの間にか回された手。
轟＞そう言えばAが好きなクレープ屋の新作美味しそうだったぞ
A＞え 今日食べようよ！
轟＞あぁ
名前を呼び捨て。
男と一定の距離を保ちつつも駅を降りる。
そのまま男が向かったのはショッピングモールだった。
服を見ていて不審な人物と会うことを今はしていない。
男がトイレに行った。
轟＞ここで待っててくれ
A＞うん 待ってるね
近くのイスに座る。
しばらくすると目の前に人影が出来るから轟くんだと思って顔を上げるとターゲットの男だった。
「お姉さん 1人？」
A＞か、彼氏と来ています
「彼氏さん どこにいるの？」
A＞今 トイレに
「これ 俺の連絡先ね お姉さんもっと綺麗出来る薬あるから会いにおいで」
名前と書かれた住所は男が住んでいるマンションだ。
男が去って行くと轟くんが戻って来る。
A＞ターゲットの男に接触した
轟＞怪我は
A＞無いよ 私達が付けているのも気づいてなかった これ渡された
これ以上 私は後を追いかけることが出来ないので先に戻った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 145人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
そら(プロフ) - もちろん読ませていただきます！！応援してます！ (2020年6月29日 12時) (
レス) id: 8efb03cbb1 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - そらさん» そんなに沢山を一気読みして貰って嬉しい限りです！ ファンだなんてありがたいお言葉嬉しい限りです！！ これからも作者精一杯頑張りますので読んで下さると嬉しいです！ (2020年6月29日 10時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 過去の作品からここまで一気読みしちゃいました！！次々新作出てて、ちゃんと完結してるので１読者として嬉しいです！きゅんきゅんでファンになりました！！ (2020年6月29日 0時) (レス) id: 8efb03cbb1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アルマジロ
| 作成日時：2020年6月17日 23時
