17 ページ17
「Aちゃん！ 解除の方法 分かった！」
A＞ほ、ほんとですか！？
「でも 本人に聞かないといけないんだけど起きないよね？」
A＞ホークスさん 起きれますか？
声をかけてみると薄っすらと目が開いた。
「ごめんけど席外せる？」
A＞はい
病室の外に出てすぐの長椅子に座る。
隣に座ったのはあの女性サイドキックだ。
別に話すことはないので沈黙だ。
少し聞こえる中のサイドキックの声。
「解除の方法だけど・・・キスで解けるらしいんだってホークス彼女いたっけ？」
はっきりと耳に聴こえた。
それは隣の女性にも聞こえている訳で。
「看病ありがとうね でも目を覚ましたホークスと初めて顔を合わせるのは私だから看病したのも私 残念ね」
A＞はぁ
ガラッとドアが開いた。
「なんでお前いるんだ？」
「ホークスの発熱の解除には私がいりますよね？」
「いや ホークスはAちゃんを呼べって言ってたけど」
「何かの間違えじゃ」
「割とはっきりと聞こえたけど」
「そうですか」
「じゃあ Aちゃん後は頼んだよ〜」
手を振りながら去って行ったサイドキック。
「覚えときなさいよ」
そう言って去って行った。
A＞そんな捨て台詞言われても
再び病室の中に入る。
ボーッと外を眺めているホークスの姿。
こっちに気づいた。
A＞どうですか？
ホーク＞熱がある時みたい
パイプ椅子に座る。
ホーク＞昨日から寝てないんでしょ？
A＞気にしないでください 私は寝れば元気になるので
問題はホークスのかかっている個性なのだ。
ホーク＞ずっと個性使っててくれてた？
膝の上に置いていた手を握られる。
少し赤いからだろう。
A＞これぐらいなら大丈夫です
握られている手が熱い。
そのまま引かれ気づけばホークスの胸の中にいた。
ホーク＞俺も緊張してるから
A＞え
顔を上げると同時にキスが降る。
それ以降の記憶が一切ない。
どうやってあの場から家に帰ったのか。
気づいたらソファに座っていた。
ここはお茶子ちゃんに電話をしよう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 145人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
そら(プロフ) - もちろん読ませていただきます！！応援してます！ (2020年6月29日 12時) (
レス) id: 8efb03cbb1 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - そらさん» そんなに沢山を一気読みして貰って嬉しい限りです！ ファンだなんてありがたいお言葉嬉しい限りです！！ これからも作者精一杯頑張りますので読んで下さると嬉しいです！ (2020年6月29日 10時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 過去の作品からここまで一気読みしちゃいました！！次々新作出てて、ちゃんと完結してるので１読者として嬉しいです！きゅんきゅんでファンになりました！！ (2020年6月29日 0時) (レス) id: 8efb03cbb1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アルマジロ
| 作成日時：2020年6月17日 23時
