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観覧車を降り外に出た瞬間だった。
「キャーーーー！！ ひったくり！」
すぐ近くで声が聞こえ。
真っ黒な服装をした男が走って来た。
羽で捕まえようとしたが男の個性なのか男に触れた瞬間溶けてしまった。
ホーク＞ッチ
まずい！
手にはナイフ。
背中にはシエル様。
「どけ！！！ クソヒーローが！！」
投げ倒そうと向かおうとした瞬間だった。
男が吹き飛んだ。
その瞬間がスローモーションになって見える。
綺麗な黒髪が太陽の光で輝き揺れる。
頭には包帯が巻かれ漆黒のスーツ。
膝蹴りで男を飛ばした。
膝の部分が解け破ける。
A＞男の個性は粘液の為 拘束は出来ません 移動式牢を！
的確な指示を出す姿。
「あれが泡鳴 A本来の姿かしら」
ホーク＞えぇ とってもかっこいいですよね
「そうね 貴方にぴったりね」
A＞お怪我は
コツコツとヒールで走って来た。
「私は無いわ」
ホーク＞俺も
A＞シエル様 本日執事の方は
「その事に関してだけど」
A＞いえ 私の不注意です すいませんでした ご迷惑をおかけしました
ホーク＞記憶が・・・
王妃の特集をしていたTVを見ていた時だった。
私が映っていた。
でも映っていた私はどこか不機嫌そうで悲しそうだ。
A＞ねぇ 出久 本当にホークスと私は友達だったの？
出久がどうしたらいいか分からない顔をした。
A＞本当は付き合っていたんじゃないの？
小さく頷いた。
出久＞僕も最近知ったけどすごくAさん幸せそうで
轟＞緑谷
A＞そっか
TVにもう1度視線を向けた瞬間だった。
「別れてくれませんか？」
頭に流れたビジョン。
王妃の隣にいた男に言われた私。
今 私には記憶が無い。
その状況でホークスは私ではなくあの王妃のところに行ってしまうんじゃないか。
A＞・・・やだ
切島＞Aさん？
A＞嫌だ そんなの！
ベットから急いで抜け出した。
追いかけてくる出久達を無視して自宅に戻り着替えた。
そして愛しい彼の元に走った。
車はあるのにどうして走ったんだろう。
でも走っているうちに走馬灯の様に記憶が戻る。
私は泡鳴 A 22歳。
ホークスと付き合っている。
急いで彼の元に行かないと離れて行ってしまう。
握っていた手が離れてしまう前に。
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アルマジロ(プロフ) - おちゃきちさん» コメントありがとうございます。更新の方、頑張りますのでこれからも見て下さると嬉しいです！ (2021年10月6日 21時) (
レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
おちゃきち(プロフ) - 今ある所までイッキ読みさせてもらいました！ホークスと夢主が、仕事外で2人で過ごす時の表現が繊細?で、たまらなく好きです。ゆっくり更新を待っています！応援しています!! (2021年10月6日 4時) (レス) @page50 id: 78dc48b955 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - もぐさん» もぐさん コメントありがとうございます！現在他の作品を書いている最中ですので今の所はこの作品の続編と言うのは書く予定がありません。ご希望に添えず申し訳ありません。ヒロアカの原作がもう少し進んだらまた書こうかなって思っているので気長に待っていて下さい！ (2021年9月21日 17時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
もぐ - はじめまして、この作品でホークスが好きになりました。もうこの続編は更新しないのでしょうか？ すごく続きが気になります。 (2021年9月20日 23時) (レス) id: a73b8e0aaa (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - 花帆さん» 今後の展開など色々と考えさせてもらってから3に移るので今しばらくお待ちください(´;ω;｀) 別の作品を上げたのでそちらを見て下ると嬉しいです いつもありがとうございます！！ (2020年6月7日 19時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマジロ
| 作成日時：2020年5月27日 22時
