28 ページ28
ホーク＞少し昔話してもいい？
A＞聞いていいのか
ホーク＞うん 俺ね 両親はいたんだけど父さんはいつも帰って来なくて母さんは朝寝てた 話かけても叩かれて友達なんかいなかったしずっと部屋にいた 外が怖かった そこから抜けれたのは公安のおかげだけどそこでも友達なんてできなかった 唯一友達だったのはエンデヴァーさんの人形だけ
淡々と話をしてくれるホークスの頭が肩に触れる。
ホーク＞ある日 こういう山での訓練の時にね 俺 馬鹿だから風とか読めなくてそのまま流れて落ちちゃったのそれで起きて回りを色々と歩いてたらね湖にたどり着いたの
ざわざわとする心。
ホーク＞そこにめちゃくちゃ綺麗な翼を持った人がいてさ 俺 その人探してるんだよね
向き合う体制になるとホークスの顔がびっくりしていた。
A＞私も話していいか
ホーク＞それこそ聞いてもいいの
A＞ホークスには知っていてほしい
繋がれて手を握る。
一息ついてから話す。
A＞私の本当の名はケルビムまたの名を智天使
ホーク＞ケルビムってなんかかっこいいね
A＞もうその名は無い 私はある人間に恋をして階級を失いこの人間の界に堕とされた
ホークスを見つめ冷たい手で頬に触れると少しびっくりしていた。
A＞私のなくした感情そのものを表しているかの様な紅色を翼と水面にキラキラと輝いていた綺麗な金髪と特徴的な猛禽類の目元
頬の手を目元にずらす。
ホーク＞まるで俺だ
触れている手にホークスの手が触れる。
ホーク＞Aちゃんも本名教えてくれたし俺も教えるよ
A＞ホークスは本当の名じゃないのか
ホーク＞ヒーロー名みたいな感じだよ 鷹見啓吾 これが俺の本名 嫌いだからホークスでいいよ
A＞ふふふ お互い元の名は嫌いなんだね
ホーク＞ねぇ 触れてもいい？
A＞冷えているが
頬に触れる手から伝わる熱が温かい。
ホーク＞じゃあ その翼とかは個性じゃないの？
A＞能力に近いのかもしれないし個性なのかもしれない 分からない
ホーク＞生まれつきなの？
A＞生まれつきだ
母も父も分からない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 55人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アルマジロ(プロフ) - 命さん» コメントありがとうございます。更新の方、頑張りますのでこれからも見て下さると嬉しいです！ (2021年8月17日 18時) (
レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
命 - ひとつひとつの言葉でそのシーンが頭に浮かびました！更新頑張って下さい！ (2021年8月16日 21時) (レス) id: e25b0a7159 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - 弥悪さん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて作者とても嬉しです！また機会がありましたら他の作品も読んでくださると嬉しいです。 (2020年6月9日 20時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
弥悪 - 結構夢主の性格？口調？取り敢えず全部で。好みです。とても面白かったです！！ (2020年6月8日 23時) (レス) id: 3aad16ff86 (このIDを非表示/違反報告)
狐珀 - とても面白いです、更新頑張ってください！ (2020年5月17日 23時) (レス) id: 203b0c7d28 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アルマジロ
| 作成日時：2020年5月15日 20時
