検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:65,483 hit

36話 ページ37

20分ぐらいドライブをして海に着く。







A>んーー! 久々来た








背伸びをする。









たな>ん









階段を降りようとするとたなっちが手を差し出す。









A>こけないのに









たな>こけて傷口開いたらどうするんだよ ほら









手を掴まれる。









こやつモテるな。









階段を下りて砂浜を歩く。









A>みんなも起きてればなぁ









たな>A









波打ち際を並んで歩く。









A>ん?









太陽の光で反射して輝く海。









たな>俺さ Aのこと好きだわ









波の音が大きく響いた。









A>え 今なんて









繋いでた手を引っ張られる。








たな>俺はAのことが好きって言った









A>何言っての









無理矢理されるキス。








たなっちを突き飛ばした。








たな>それが答え?









A>分からない









たな>弟みたいだと思ってほしくないな 俺も男だよ A








A>ちゃんと答えだすから待っててほしい







たな>分かった







帰りの車内は沈黙。







A>運転ありがとう








たな>ん 俺車停めてくるから先中入ってていいよ








A>うん





HAPに戻ると今だにはじめくんは寝てた。






やふくんは顔真っ白で体調悪そう。







だい>おかえりー デート?






A>だいちくん ちょっと1本付き合ってよ







そう言ってだいちくんを連れてベランダに出る。









だい>どした?









ライターで火をつける。









肺に懐かしい味が広がる。







A>たなっちに告白された









だい>は!?









A>どうしたらいいか分からない









だい>どうしたらいいかなんて Aはたなっちのこと好きなの?









A>好きだよ でもそれは









だい>恋愛対象じゃないってことだろ









A>うん









だい>俺もうすうすだけどたなっちがAのことを好きなんじゃないかってこと分かってたけど









夕暮れに灰色の息を吐く。

37話→←35話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (51 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
101人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

アルマジロ(プロフ) - ゆんゆんさん» コメントありがとうございます!! 他にも作品を書いているので見てくれたら嬉しいです!!  (2019年9月1日 21時) (レス) id: d5f074ebfb (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆん(プロフ) - いいお話でした! (2019年9月1日 21時) (レス) id: 91470d6548 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - K. Mさん» わあああ! コメントありがとうございます! 本当にありがとうございます  期待に応えれるように頑張ります! (2019年7月18日 11時) (レス) id: d5f074ebfb (このIDを非表示/違反報告)
K. M(プロフ) - とても面白くて、この話の続きを毎日楽しみにしています!これからも頑張ってください! (2019年7月17日 23時) (レス) id: 44ae2c1c27 (このIDを非表示/違反報告)
ひらそる。(プロフ) - アルマジロさん» ありがとうございます。 (2019年7月12日 13時) (レス) id: 611d234ae2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アルマジロ | 作成日時:2019年7月8日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。