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A＞昨日の二次会が終わって帰ろうとした時に新婦の子がはじめしゃちょーさんを連れて帰ってほしいって事になりまして すいません 廊下で寝かせちゃって
はじ＞いえ 外で寝るよりはずっといいです
A＞コーヒーかミルクティー飲みますか？ あ、頭痛いですか？ すごい眉間に皺寄ってます
はじ＞少し痛いです
A＞お水飲んでベットで寝てください お仕事は大丈夫ですか？
はじ＞すいません 仕事は大丈夫です
寝室に案内してペットボトルの水を渡す。
A＞私 仕事に行きますので部屋の鍵 ポストに入れといてください
はじ＞え
A＞体調悪い人に出てけなんて言えませんよ
扉を閉めて鞄を持って家を出た。
部屋を見ると１つの写真立てが倒れていた。
その写真立てを起き上がらせる。
家族写真だ。
Aさんももちろんいる。
だけど、どこかその家族写真には笑顔がなかった。
何かきっとあるんだ。
俺にはそのことを聞く権利も立場もない。
また伏せてベットに入る。
ふわふわの毛布。
今日 Aさんは何時に帰って来るのだろう。
待ってたほうがいいよね。
あーでも、迷惑か。
はじ＞もしもし だいちくん
だい＞どしたー？
はじ＞今さ 女の子の家にいるんだけど
向こう側からすごい慌てる声が聞こえる。
だい＞・・・どういうこと
昨日あった出来事を全部話す。
だい＞鍵をポストに入れとくのは危ないから編集しながらその子待ったら
はじ＞やっぱりそうだよね
だい＞うん 夜ご飯ぐらい奢ったら
はじ＞そうするわ
だい＞んで その子 可愛いの？
はじ＞まぁ
だい＞チャンスじゃん
はじ＞おいらは・・
だい＞遠距離になるもんな
はじ＞それもだけど構ってあげることできないし
だい＞どんな子かぐらいは知っといても損はないと思うけど
はじ＞うん
だい＞また帰って来る時教えて迎えに行くから
はじ＞ありがとう
スマホを枕元に置いて貰った水を飲む。
カラカラに乾いていた喉が潤う。
シャンプーの匂いだろうかとてもいい匂いがする枕。
その匂いに包まれながら寝た。
どんな子なのだろう。
同い年なのかな。
歳下なのかな。
分からないことばかり。
あの時 目が合ってすぐに逸らせなかったのはきっと一目惚れをしたからだろう。
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アルマジロ(プロフ) - りゅうのさん» ありがとうございます！！ 喜んでもらえて嬉しいです！ (2019年12月28日 23時) (
レス) id: d5f074ebfb (このIDを非表示/違反報告)
りゅうの - 完結おめでとうございますっ!! (2019年12月28日 21時) (レス) id: c1d7a041f7 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - ろりぃさん» コメントありがとうございます！ 切ない展開ですよね(´;ω;｀) (2019年11月20日 11時) (レス) id: d5f074ebfb (このIDを非表示/違反報告)
ろりぃ(プロフ) - 更新ありがとうございます！切ないーーー はじめさん頑張って！！ (2019年11月20日 10時) (レス) id: b196cd5c23 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - りぃとさん» コメントありがとうございます！ はい！ 頑張りますので読んでくださると嬉しいです！ (2019年10月22日 23時) (レス) id: d5f074ebfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマジロ
| 作成日時：2019年10月21日 20時
