赤色で私を染めてください

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私が出した答え。

大きな手をそっと握る。

幸せを手に入れた。

もう平凡な日々は訪れない事を祈る。

握られた手を引っ張られて抱きしめられる。

温かい。

はじ＞Aちゃん

A＞本当に私でいいんですか

はじ＞結婚式の時に目合ったあの時から惹かれてた

A＞私もです

はじ＞俺 忙しくて会えない時が多いけどそれでもいいの

A＞私ははじめさんがいいです

肩を掴まれる。

はじ＞俺もAちゃんじゃなきゃ嫌

あ。

今 キスされてる。

触れる感触。

触れた所が熱い。

はじ＞あーーー！！ 可愛い

また抱きしめられる。

A＞く、苦しいです！

はじ＞Aちゃんが可愛いのがいけないんだよ！

A＞いや 知りませんよ そんなの

はじ＞あ

A＞？？？

はじ＞もう彼氏なんだし敬語なしね

A＞それは・・

はじ＞敬語使ったらチューね

A＞強引すぎませんか あ

またキス。

はじ＞使ったからね

A＞うぅ〜

はじ＞今日は泊まる？

A＞明日 大事なプレゼンがあるので帰ります

はじ＞そっか それは仕方ないね

A＞う、うん

慣れないタメ口。

はじ＞ともたかとかにはタメ口なんだからさぁ〜 早く慣れてよ

A＞同い年だから

はじ＞おいらは彼氏！

彼氏と言うフレーズがかゆい。

A＞はじめさ・・・はじめくん

はじ＞ん？

目が合う。

今までも緊張してたけどそれ以上だ。

A＞今度のお休み お菓子作りたいな

はじ＞そうだった！ お菓子作ろ！

ポッケから半分顔を出していたスマホを取られる。

何か触っている。

はじ＞はい

アプリのカレンダーの画面。

「はじめんとお菓子作り❤」

A＞来週の土曜日ですか

はじ＞うん お休みでしょ？

A＞休みですけど前日の日に飲み会があるので材料が買えるか

はじ＞LINEで送ってくれれば買っとく！ 後 機材とかも

A＞機材は高いから・・

そうだった この人 お金持ちだった。

はじ＞今 何て思った？

A＞お金持ちだったなって

はじ＞お金使い荒いから親に管理されてるけどね

A＞そうなんだ

まだまだはじめさんの事 知らないことばかり。

はじ＞新幹線 何時？

A＞１９時です

はじ＞それまでさ いっぱい話そう

撮影いいのかな。

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