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和人と手をつないで歩くのは小さい頃から当たり前になりすぎて既に慣れている。
慣れてはいるのだが、周りの恋人同士らしい男女が手を繋いで歩いているのを見ると、自分達も周りからはそういう風に見られるのかなと思ってしまう。
近所のおばさん「あら、皆帆さんちの双子ちゃん！」
近所のお祭りで人が多いからか知っている人もたくさん居て、偶然会った近所のおばさんに話かけられた。
皆帆「あ、どうも」
A「こんにちはー」
おばさん「手ぇつないじゃって、双子ちゃんはやっぱり可愛いわねー」
皆帆「うちは仲良いですからねー」
A(ってまぁそりゃ姉弟にしか見えないよね……勘違いされなくて良かった)
近所のおばさん「それじゃあねー楽しんでね〜」
人混みの中へ去っていく近所のおばさんにひらひらと手を振り、和人と屋台の方へ向かって２人で手を繋いだまま再び歩く。
皆帆「先に出店で食べ物買ってから花火待機するって事でいいよね？」
A「うん」
和人に手を引かれ、屋台が並んでいる道を歩く。
手を繋いでいないとすぐにはぐれてしまいそうな人混みだ。
そんな屋台の前を歩いていると、わたあめ屋さんが見えた。
A(……真名部くんともこうやって、お祭り来たっけなぁ…)
一緒にお祭り会場を歩いて、一緒にわたあめを食べて……
今もこんなに鮮明に覚えている。
だけどそれを『思い出』にはしたくない。
『思い出』にしてしまったら、それはもう『過去の事』になるみたいで嫌だから。
真名部くんとずっと、あの幸せを続けていきたくて
それなのに、現実は全然上手くいかなくて。
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野生のスタッフ(プロフ) - 【作者コメント】 2014年９月２６日最終更新→2016年８月１３日非表示になってた画像を再度表示させる為更新 (2016年8月13日 14時) (
レス) id: 6d9ccb8bb7 (このIDを非表示/違反報告)
岩紫望 - 野生のスタッフさん» どういたしまして(゜_゜>) 頑張ってください。 (2014年5月28日 20時) (レス) id: 3a7256021d (このIDを非表示/違反報告)
野生のスタッフ(プロフ) - 岩紫望さん» 応援ありがとうございます。 とても励みになり、先ほど無事にこれの続きのパート７を投稿できました。 ありがとうございます！ (2014年5月28日 15時) (レス) id: 6d9ccb8bb7 (このIDを非表示/違反報告)
岩紫望 - 野生のスタッフさん» 私の友達でもいるんです。その子はいつもキラキラしてて笑ってて… 無理しない程度に頑張っていただければ幸いです。 (2014年5月20日 21時) (レス) id: 3a7256021d (このIDを非表示/違反報告)
野生のスタッフ(プロフ) - 岩紫望さん» はい。病人です(^^;) でも心はまだ元気なのでたぶんまだ大丈夫ですｗ 応援ありがとうございます！ (2014年5月19日 21時) (レス) id: 5818d612b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野生のスタッフ
| 作成日時：2014年5月13日 19時
