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真名部「Aさんはどうして放課後教室に残ろうと思ったんですか？」
A(…いきなり『真名部くんが居るから』なんて言ったら引かれちゃうかな…)
A「うーん…家で全部やるより学校で予習や宿題終わらせてから帰る方が楽だと思ったからかな」
真名部「……。そうですか」
A「でも真名部くんが居なかったら残ろうとは思ってなかった」
真名部「え…？」
A「最大の理由は、真名部くんと少しでも長く同じ時間を共有していたいと思ったからなんだよ」
真名部「…Aさん……」
真名部くんは顔を赤くして下を向いた。
真名部「僕も…親の影響を受けて仕方なくやっていた勉強が、Aさんのおかげで今はこんなに楽しいです」
A(意識してたのは私だけじゃなかったんだ…！)
あまりに嬉しい言葉をもらって、思わず隣を歩く真名部くんの腕に自分の腕を絡め、ぎゅっと密着した。
真名部「ちょ、ちょっとAさん！？」
真名部くんは驚いて顔を赤くしながらも真っ先に人目を気にして周りを見渡したが、幸い見える範囲の所には誰も居なくて少しホッとしていた。
A「嬉しいなぁ。私達、お互い良い影響出し合ってるんだね」
真名部「…そういう事になりますね」
真名部くんは緊張を隠すように、空いている方の手でメガネの中心部をいじっていたが、私が両手で抱いている真名部くんの腕は完璧に固まっていて緊張しているのが伝わってきた。
家では小さい頃から和人によく抱き着いて来られていた事もあり、私にとっては愛情表現として相手に抱き着くのは割と普通になっていた。
と言っても今となっては周りに誤解されないようにと、そういう感情がある相手のみに留めているし、人前でむやみやたらに抱き着いたりはしないようにしている。
だから私が今こうして居るのは、真名部くんが私にとって『そういう存在』だからだ。
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野生のスタッフ(プロフ) - ＋*霧屋 蘭*＋さん» 応援ありがとうございます。おかげで続きの話の制作が進んでおります。続編の投稿はまだいつになるかわかりませんが、応援していただけるおかげでとても頑張れています。ありがとうございます。 (2014年4月1日 15時) (
レス) id: ea05ca7d3c (このIDを非表示/違反報告)
＋*霧屋 蘭*＋(プロフ) - 更新おめでとうございます!!!!(？)昨日は発表会がありまして…コメント遅れましたが((今回もものすごく面白く、急展開がありましたね(//∀//)次の更新も楽しみに待ってます!!! (2014年3月30日 19時) (レス) id: 932d493d72 (このIDを非表示/違反報告)
野生のスタッフ(プロフ) - 希星(のぞみ)さん» いつも閲覧コメントありがとうございます！この話はパート１上げるずっと前から書いてた部分だったので編集ページ開いてからはそんなに時間かからず済んだのですがそれでも手直しや見直ししてて気が付いたら朝でしたｗちなみにホテルでの話はまだ終わってないです(´∀｀) (2014年3月29日 20時) (携帯から) (レス) id: 182ff83e6a (このIDを非表示/違反報告)
希星(のぞみ)(プロフ) - 更新お疲れ様です！30話一気に更新だなんて…私には絶対できません！ゆっくり休んでください！ 今回は更にニヤニヤしちゃいましたwホテル！？ってなってちょっと期待してたんですが真名部にはまだ早かったですねww皆帆の反応も気になります！ (2014年3月29日 11時) (レス) id: 893258fcaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野生のスタッフ
| 作成日時：2014年3月29日 4時
