――103―― ページ20
、
それからしばらくして真名部くんから話しかけてきた。
真名部「…いつも何時ぐらいに寝てます？」
A「うーん…１１時には寝ようと思いつつ気付いたら１１時半過ぎてる感じ」
真名部「そうですか。僕は１０時半には寝ています」
A「真名部くんに合わせるよ」
私が気がついた時にはもう真名部くんは勉強道具をカバンの中にしまっていた。
ふと、真名部くんがチラチラとこちらを見ている事に気付いて、私の方からも真名部くんを見ると、わざとらしくふいっと向こうを向かれてしまう。
真名部くんは私がシャワーから上がった時には、制服の夏服で半袖の白いワイシャツのみの格好だった。
ズボンははいていない。
制服のズボンはちゃんとたたんでカバンの上に置いてある。
そんな些細な所にも真名部くんの育ちの良さが垣間見えた。
真名部くんの視線がすごく気になったので、私は勉強道具をしまいながら真名部くんに話しかけた。
A「…真名部くん、シャツだけで下は素足なんだね」
真名部「仕方ないじゃないですか。しわくちゃになってしまうので制服のズボンのまま寝るわけにはいかないですし。…着替え無いですし…」
A「うん。だから私も制服のシャツに短パン履いてるだけ」
真名部「……」
A「ねーさっきから目そらしてはチラチラ見てきてるけど何？」
真名部「直視できないんですよ察してください！」
A「なんで？」
私は何となくわかってはいたがあえて聴いた。
真名部「…その姿だとなんか…色っぽいと言うか……。見てるといつも以上にドキドキして…恥ずかしいんですよ」
、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
野生のスタッフ(プロフ) - ＋*霧屋 蘭*＋さん» 応援ありがとうございます。おかげで続きの話の制作が進んでおります。続編の投稿はまだいつになるかわかりませんが、応援していただけるおかげでとても頑張れています。ありがとうございます。 (2014年4月1日 15時) (
レス) id: ea05ca7d3c (このIDを非表示/違反報告)
＋*霧屋 蘭*＋(プロフ) - 更新おめでとうございます!!!!(？)昨日は発表会がありまして…コメント遅れましたが((今回もものすごく面白く、急展開がありましたね(//∀//)次の更新も楽しみに待ってます!!! (2014年3月30日 19時) (レス) id: 932d493d72 (このIDを非表示/違反報告)
野生のスタッフ(プロフ) - 希星(のぞみ)さん» いつも閲覧コメントありがとうございます！この話はパート１上げるずっと前から書いてた部分だったので編集ページ開いてからはそんなに時間かからず済んだのですがそれでも手直しや見直ししてて気が付いたら朝でしたｗちなみにホテルでの話はまだ終わってないです(´∀｀) (2014年3月29日 20時) (携帯から) (レス) id: 182ff83e6a (このIDを非表示/違反報告)
希星(のぞみ)(プロフ) - 更新お疲れ様です！30話一気に更新だなんて…私には絶対できません！ゆっくり休んでください！ 今回は更にニヤニヤしちゃいましたwホテル！？ってなってちょっと期待してたんですが真名部にはまだ早かったですねww皆帆の反応も気になります！ (2014年3月29日 11時) (レス) id: 893258fcaa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：野生のスタッフ
| 作成日時：2014年3月29日 4時
