――46―― ページ4
、
真名部「…ごめんなさい。もし今後詳しく話せそうな時が来たら話します。…Aさんになら、いつか話せそうな気がするので…。ただ、今はまだ…」
真名部くんはメガネをクイッと上げながら、向こうを向いてしまった。
手を伸ばしても、振り払われてしまうかもしれない。
不安はある。
それでも
A(相手に、自分へぶつかってきてほしいと思うなら、自分だって本気で相手にぶつからなきゃだよね)
その結果、差し出した手をどんなに振り払われてしまう事になったって
本当にちゃんと深く
仲良くなりたいと思うなら
自分が傷つく事を恐れてちゃダメだよね
A(きっと皆そうやって、１つ１つ壁を乗り越えながら、人との関わりを深めていくんだ)
A「…そっか。わかった。じゃあこうしよう。この話は一旦やめて、今日途中まで一緒に帰ろう！」
真名部「……え…？」
A「嫌われてるわけでも無いのに一方的に避けられたままでいるなんて私やだもん。今日この後一緒に真名部くんのシャー芯買いに行こうよ。それで今日のところは許してあげる！」
我ながら無理矢理過ぎるとも思ったが、ここでスルーしてしまったら、いつまでこの状態が続くかわからない。
私は他の人とは違うんだと、一緒に居たいと思っているんだよと、それをどうしてもわかってほしくていつの間にか必死になっていた。
他にもっと良い方法はあるのかもしれないが、まだ幼い私の頭では、それ以上に良いアイディアはとっさには浮かばなかった。
真名部(…近付く事じゃなくて、避ける事を許してくれない人が、居るなんて、…)
真名部くんは少し困った顔を見せた後、やれやれという感じでため息をついた。
真名部「…本当に、全然諦めないで僕に構ってくれるんですね」
私は笑顔で返した。
、
ラッキーアイテム
0.3のシャープペンシル
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希星(のぞみ)(プロフ) - 野生のスタッフさん» あ、いえいえ！私の感想が助けになっているなら光栄です！ほんと、ただ私が思った感想を述べただけなんですけどねw もう一度相合い傘の場面読んできます！ (2014年3月23日 15時) (
レス) id: 893258fcaa (このIDを非表示/違反報告)
野生のスタッフ(プロフ) - 希星(のぞみ)さん» つづき 今回でニヤニヤしたとなると次回はもっとニヤニヤすると思いますｗ
まだ完璧と言える状態じゃないので上げれてませんがそう言ってくださると次回を上げるの今から楽しみですｗ
ページ数制限に引っ掛かるので次回はまた続編という形になります(´∀`)
お楽しみに！ (2014年3月23日 15時) (携帯から) (レス) id: 182ff83e6a (このIDを非表示/違反報告)
野生のスタッフ(プロフ) - 希星(のぞみ)さん» のぞちゃんは作者の私がわかっていなかったり気付いてなかった事をこうしてさりげなく教えてくれる事があってとても助かっています。ありがとう。そうかわかりずらかったか…皆帆との相合傘や部屋での会話でハッキリして、その後も７４ページではっきりさせたつもりでした； (2014年3月23日 15時) (携帯から) (レス) id: 182ff83e6a (このIDを非表示/違反報告)
野生のスタッフ(プロフ) - ＋*霧屋 蘭*＋さん» お久しぶりです！ノートには書いてないですよ！データとして書いてそれを何十回、場所によっては何百回と見直して書足したり削ったりと手直しして、それでようやく完成した物を載せて(厳密にはその時も手直ししてる)こうして形になるわけです…よく見て下さり嬉しいです！ (2014年3月23日 15時) (携帯から) (レス) id: 182ff83e6a (このIDを非表示/違反報告)
希星(のぞみ)(プロフ) - とうとう間接キスキタ〜！！もうニヤニヤが止まりません……というかもう二人は両想いになってますよね！あ、でも夢主の想いはまだ恋愛か友情かはっきりとしてないんですよね？今後どんな展開になるか楽しみです！！ (2014年3月23日 13時) (レス) id: a5e1fb107e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野生のスタッフ
| 作成日時：2014年3月14日 21時
