――64―― ページ22
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私は和人を叩くのをやめて座ったまま横を向いた。
A「…ジャマとか、しないでよね」
皆帆「ジャマかぁ。妨害はするつもりないけど、抵抗はするかもね」
そう言った和人は、なんとそのまま座っている私を抱きしめてきた。
A「ちょっ、なになに!」
皆帆「だから、抵抗だよ」
A「……この話の流れで私に抱き着くって、おかしいでしょ…」
皆帆「あれ?そんなに意識してくれるんだ」
A「! そういう意味じゃっ…」
皆帆「これはただ、『双子の弟が双子のお姉ちゃんに甘えてるだけ』なんだけどなぁ」
A「……」
抱きしめられてるせいで顔は見えないけれど、何となく和人が笑っていないような気がした。
抱きしめる腕の力が強まり、私の頭の上に和人が頭を乗っけてきた。
座っているのは私だけで和人は立ったまま抱きしめてきているからか、包み込まれている感がすごい。
皆帆「……」
A「ちょ、ちょっと、いつまで……」
抱きしめる腕の力は弱まらない。
A「……何か言ってよ…」
顔が和人の胸にうずまる。
和人の心臓の音が伝わってくる。
A(ドキドキ、いってる…)
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0.3のシャープペンシル
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希星(のぞみ)(プロフ) - 野生のスタッフさん» あ、いえいえ!私の感想が助けになっているなら光栄です!ほんと、ただ私が思った感想を述べただけなんですけどねw もう一度相合い傘の場面読んできます! (2014年3月23日 15時) (レス) id: 893258fcaa (このIDを非表示/違反報告)
野生のスタッフ(プロフ) - 希星(のぞみ)さん» つづき 今回でニヤニヤしたとなると次回はもっとニヤニヤすると思いますw
まだ完璧と言える状態じゃないので上げれてませんがそう言ってくださると次回を上げるの今から楽しみですw
ページ数制限に引っ掛かるので次回はまた続編という形になります(´∀`)
お楽しみに! (2014年3月23日 15時) (携帯から) (レス) id: 182ff83e6a (このIDを非表示/違反報告)
野生のスタッフ(プロフ) - 希星(のぞみ)さん» のぞちゃんは作者の私がわかっていなかったり気付いてなかった事をこうしてさりげなく教えてくれる事があってとても助かっています。ありがとう。そうかわかりずらかったか…皆帆との相合傘や部屋での会話でハッキリして、その後も74ページではっきりさせたつもりでした; (2014年3月23日 15時) (携帯から) (レス) id: 182ff83e6a (このIDを非表示/違反報告)
野生のスタッフ(プロフ) - +*霧屋 蘭*+さん» お久しぶりです!ノートには書いてないですよ!データとして書いてそれを何十回、場所によっては何百回と見直して書足したり削ったりと手直しして、それでようやく完成した物を載せて(厳密にはその時も手直ししてる)こうして形になるわけです…よく見て下さり嬉しいです! (2014年3月23日 15時) (携帯から) (レス) id: 182ff83e6a (このIDを非表示/違反報告)
希星(のぞみ)(プロフ) - とうとう間接キスキタ〜!!もうニヤニヤが止まりません……というかもう二人は両想いになってますよね!あ、でも夢主の想いはまだ恋愛か友情かはっきりとしてないんですよね?今後どんな展開になるか楽しみです!! (2014年3月23日 13時) (レス) id: a5e1fb107e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:野生のスタッフ | 作成日時:2014年3月14日 21時