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真名部くんは頬を紅潮させおどおどしていて、ものすごく緊張しているのが伝わってくる。
真名部「……ものすごく頼みにくいんですけど…」
A「うん」
真名部「またシャープペンシルの芯、1本もらえませんか…?」
なんだそんな事か、と筆箱の中に手を入れる。
A「いいよ。また0.3でいい?」
真名部「はい…お願いします」
真名部くんは気まずそうにこちらに来て、私は言われた通り0.3のシャープペンシルの芯を1本差し出した。
真名部「ありがとうございます…昨日あれから買いに行くの忘れてしまって…次こそ返します」
A(もしかして真名部くんって私が思ってたより何か抜けてる…?おっちょこちょいというか…)
真名部「昨日3本も頂けたおかげでさっきまではもちました。ありがとうございました」
A「あぁ、結構すぐ無くなるよね」
その後少し間があいたが、真名部くんは自分の席に戻ろうとはしていなかった。
何か話があるんだろうな、でも言いずらいんだろうな、と思い、私から話しかける事にした。
A「昨日はさ〜、ごめんねっ」
真名部「え?」
A「私なんか余計な事言っちゃったみたいでさ、なんか真名部くんが悲しそうにしてたから…」
真名部「そ、そんな!Aさんが謝る事ないです!…謝るのは明らかに僕の方ですし…」
A(悪いとは思ってるんだ…)
真名部「…昨日は変な事言って…本当にすみませんでした…」
真名部くんはすまなそうに頭を下げた。
昨日までと態度が全然違うなと思ったが、あの後真名部くんなりに色々考えた結果なのだろう。
A(そうだ。和人も言ってた。大事なのは、その言葉の真意。何で突き放すような事を言ったのか、話せばわかるかもしれない)
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ラッキーアイテム
0.3のシャープペンシル
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希星(のぞみ)(プロフ) - 野生のスタッフさん» あ、いえいえ!私の感想が助けになっているなら光栄です!ほんと、ただ私が思った感想を述べただけなんですけどねw もう一度相合い傘の場面読んできます! (2014年3月23日 15時) (レス) id: 893258fcaa (このIDを非表示/違反報告)
野生のスタッフ(プロフ) - 希星(のぞみ)さん» つづき 今回でニヤニヤしたとなると次回はもっとニヤニヤすると思いますw
まだ完璧と言える状態じゃないので上げれてませんがそう言ってくださると次回を上げるの今から楽しみですw
ページ数制限に引っ掛かるので次回はまた続編という形になります(´∀`)
お楽しみに! (2014年3月23日 15時) (携帯から) (レス) id: 182ff83e6a (このIDを非表示/違反報告)
野生のスタッフ(プロフ) - 希星(のぞみ)さん» のぞちゃんは作者の私がわかっていなかったり気付いてなかった事をこうしてさりげなく教えてくれる事があってとても助かっています。ありがとう。そうかわかりずらかったか…皆帆との相合傘や部屋での会話でハッキリして、その後も74ページではっきりさせたつもりでした; (2014年3月23日 15時) (携帯から) (レス) id: 182ff83e6a (このIDを非表示/違反報告)
野生のスタッフ(プロフ) - +*霧屋 蘭*+さん» お久しぶりです!ノートには書いてないですよ!データとして書いてそれを何十回、場所によっては何百回と見直して書足したり削ったりと手直しして、それでようやく完成した物を載せて(厳密にはその時も手直ししてる)こうして形になるわけです…よく見て下さり嬉しいです! (2014年3月23日 15時) (携帯から) (レス) id: 182ff83e6a (このIDを非表示/違反報告)
希星(のぞみ)(プロフ) - とうとう間接キスキタ〜!!もうニヤニヤが止まりません……というかもう二人は両想いになってますよね!あ、でも夢主の想いはまだ恋愛か友情かはっきりとしてないんですよね?今後どんな展開になるか楽しみです!! (2014年3月23日 13時) (レス) id: a5e1fb107e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:野生のスタッフ | 作成日時:2014年3月14日 21時