脱ぼっち活動者【男主】 (ページ4)

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祝、コラボが決まりましてページ4

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夜22:00前…

いつものようにゲリラ生放送をしていて、その途中に見慣れた名前からの着信が来た。

『あれ、ちょっ、ちょっとまっててね、先輩から電話かかってきた…』

＞…先輩、？シオンくんって先輩いたの…？(失礼)

＞あ、もしかしてこの前言ってた先輩？

＞Twitterのやつか！！

＞こんな時間にかけてくるなんて、なんかあったのかね？その先輩

『いや、みんな…僕だって高校の先輩の一人や二人はいるよ…』

そう言ってマイクを切って通話ボタンを押す。

nk「あ、出たでた。きんときから聞いたよ？シオンで実況してるんだってね！」

『なんでもうそんな広まってるんですかぁ…先輩には言わないように言ってない僕もですけど…』

nk「まぁ、いいんじゃない？俺らもやってるし。あ、そうそうこんな話しに来たんじゃなくて、ねぇシオンコラボどう？？やりたいって言ってたじゃん？」

ちょっとまて、この人なんて言った？あれ？こんなとんとん拍子に話が進んでいいのか…？でも素直に嬉しい。脱ぼっち活動者になれるかもしれないから…

『え、Nakamu先輩がいいならお願いします…！！！』

nk「て言ってもシャークんとBrooookに連れてこいって言われてんだけどね？」

『うへぇ…あの先輩二人を相手にしたくないです…僕…』

nk「よく言うよ！1:4の試合一人でひっくりがえしたくせにwまぁまた日程とか改めて連絡するから！ごめんな、こんな時間に」

『いえ！全然、寂しくて配信してたんで！！おやすみなさい！』

nk「はーい、おやすみー」

そう言って先輩は通話を切った。
本当に夢じゃないんだろうか…夢にまで見たコラボ…あはぁ…早く、先輩達とコラボできないかなぁ…なんて気分が上がりすぎているだろうか…

『そんなことより、配信！』

すっかり忘れていた配信画面に戻り、コメント欄のただいまでほっこりしてさっきの電話の話を少しだけする。

『あの、さ…もしかしたらコラボするかもしんない…まだわかんないけど…』

＞え、？！！あの、シオンが？！

＞まじか…成長したね…シオン…

＞どんな人たちとコラボすんの？？

『んーそれはまだわかんないかな、後で連絡するとは言われたけど…』

＞シオンちょっと楽しみ？声がちょっと高い

＞↑わかる、なんか高いよね

『え、そんなにかなぁ？確かに楽しみだけど…』

＞もしやるんだったら全力で楽しんできてね

＞それ、シオンが楽しそうにやってんの見るの俺らも嬉しい