脱ぼっち活動者【男主】 (ページ15)

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『なんですか、その冗談…てか、ここで突っ立っててもしょうがないで入りません？若干席も空いてそうですし』

nk「腹括るかぁ…」

『頑張れ先輩！』

お前もなんだよなぁ…と先輩言われたがスルーした。
だって、早く入ってくれと言わんばかりに店員さん見てんだもん。ごめんなさい…入ります…

2名様ご来店です〜と少し緩めに言われ、席に案内されるとビュッフェの説明をされて早速取りに行こうとすると店員さんからセルフじゃなくて注文制で数量限定カップル限定のパフェがあるんですけどと言われた。その時僕とNakamu先輩は固まった。

nk「え、？か、カップル限定…？」

店員「はい！数量限定でもう何個か出てしまったので残り僅かなんですけどどうされますか？」

と元気よく言われてしまい、固まっているとNakamu先輩がちょっと考えますととりあえず店員さんには帰ってもらった。

『…先輩。』

nk「多分同じこと思ってる」

『もしかしなくてもカップルって思われてません？？』

nk「だよなぁ…でも魅力的なんだよなぁ…あのパフェ…」

『分かります…あー…どうします？どっちかが女の人だと思われてますよ。』

nk「それは多分お前。」

『…ですよね〜辛』

たまーに、本当に極偶にカップルだと思われることがある。多分服装のせいだと思う。あとは身長とか。そこまで女顔ではないし、声が高いわけではないから単なる勘違いだと思うからほかの店で言われた時は男ですと答えるのだが、今回はパフェが魅力的すぎる…

『…先輩』

nk「どした…」

『誰にも言わない条件で僕女役やりますよ…』

nk「よし、それでいこう…」

となって、パフェを僕らは頼みました。
くっそ美味しかった。そのほかスイーツ大量に取ってきて先輩とシェアしながら食べたけど、めちゃくちゃ幸せだった。
その後ほかの4人と合流したけど、Nakamu先輩が身代わりになったことを喋ってしまってちょっとした笑い話になった。許せぬ
ゲーセン寄って、Brooook先輩と対戦したけど、画面酔いして僕は呆気なく負けてしまった。シャケ先輩には画面酔いさえしなかったらお前は強いのになと言われてしまった。

しょうがないじゃないか、激しい動きは目で負えないんだ…
ま、まぁちょっとはできるからそんときぼこせばいいよね！！！
シャケ先輩だと勝てる気しないけど！！！

そんなふうにワイワイ騒ぎながらショッピングモールを堪能した。もちろん服買いに行ったよ！いいもの買えた買えた！