【第十一訓】いやいやいやナイって! ページ3
「バブバブ」
銀「…………いやいやいやいやナイって。アレはアレだったから。ウン大丈夫。これはナイ」
【第十一訓】いやいやいやいやナイって!
神「最ッッッ低アルな。」
新「流石に軽蔑しますよ銀さん」
銀「いやだからほんとに覚えてねぇんだって!!絶対ちげぇって!」
神「男なんてみんなそう言うヨ。いつも傷つくのは女ってマミー言ってたアル」
新「神楽ちゃんのお母さんって本当に何者なの…」
万事屋の下、ダンボールの中に捨てられていた赤ん坊と共に置かれていたメモには
[ あなたの子供です。責任とって育ててください。私はもう疲れました。]
そして
銀時にそっくりな赤ん坊。
赤ん坊「ばぶー」
銀「うるっせぇぇえ!なんなんだよ絶対俺の子じゃねぇよそこまで腐ってねぇよ!」
お登勢「そんな事言ってもねえ…あんたにソックリじゃないか。」
自分にそっくりな赤ん坊を前に俺はただただ十月十日前の記憶を必死に探っていた。
マジでなんも覚えてねぇよ…、いや確かに銀さんちゃらんぽらんだしだらしねぇけどこんな…子供こさえちまう程じゃねぇって…いやだってそこら辺はさ?ちゃんとしてたし?疎かにしたことねーし?いや……ねぇ…よな??うわ怖い待ってガチ?これガチ?いやいやいやねーーって!!
俺が悶々としている間にババア達は浮かれやがってベビーグッズなんて買ってきやがってさっそく赤ん坊と遊んでやがる。
いやいや、え?なんか?馴染んでるし?てか可愛がってるし?え?え?
やばいやばい本格的に俺の子供として受け入れられてるぅぅぅ!!!
咄嗟に赤ん坊の入っていたベビーカーを持つと店を飛び出した。絶対探してやる!!こんのクソアマァァ!出てきやがれ!!
銀「はぁ…、ほんっと…なんだよ誰の子なんだてめぇは…」
ちゅぱちゅぱと指をくわえながら呑気に座ってやがる俺にそっくりなガキを連れて江戸を歩く。
ベビーカーと俺。鏡に映るそれはあまりに似合わなくて思わず苦笑いを浮かべる。
すると前方に見知った顔。
沖「なに、捨て子?」
話を聞いてくれたソイツは総一朗くん。真選組の彼。
さっさと警察に任せようと押し付けるが案の定断られる。
税関泥棒め。
沖「あ、いま絶対失礼なこと考えやしたね」
銀「べーつにぃ?」
そんな時、聞きなれた声、今1番会いたくねぇ奴の声が聞こえた。
『そうごー、さぼんな。あれ?銀?……なに、その子』
沖「旦那の隠し子でさぁ」
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おと姫と愉快なサカナたち(プロフ) - 見廻組の零番隊隊長さんとの絡みもっと欲しいです! (2020年2月12日 21時) (レス) id: e21618e8ed (このIDを非表示/違反報告)
りう(プロフ) - 魅力さん» R18の短編の方で書かせていただきますね。リクエストありがとうございます。 (2018年6月6日 8時) (レス) id: c9b32175c1 (このIDを非表示/違反報告)
魅力 - 神威と本番やって! (2018年6月3日 9時) (レス) id: 0d61db9448 (このIDを非表示/違反報告)
りう(プロフ) - こんぺーとーさん» 遅ばせながら更新させていただきました!これからもご愛読いただければと思います! (2018年5月28日 12時) (レス) id: c9b32175c1 (このIDを非表示/違反報告)
りう(プロフ) - 絢さん» 御返事遅くなってしまい申し訳ございません!ありがとうございます! (2018年5月28日 12時) (レス) id: c9b32175c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りう | 作成日時:2017年8月2日 21時