【第十二訓】すれ違いと勘違い ページ19
門から出てきた沖田くんがさっさとこっちに寄ってきて俺の背中からAを譲り受けお姫様だっことやらをしながら短く「軽い…」と呟いた。
銀「おーおー、そうなんだよ、ちゃんと飯食ってんの?こいつ。そこのマヨネーズはよく把握してねぇみたいだけど。」
土「っるせぇぞ…」
銀「…ん?総一郎くん?」
沖田くんはAをぎゅうと抱き締めると小さくなにかを呟いた。
銀「え?」
沖「…のせいだろぃ…てめぇのせいだろぃ!!」
土「?おい、総悟?てめぇ何言ってんだ?」
沖「っち…」
土「あっおい!」
中に入って言ってしまった沖田くんを土方が追いかけていく。
俺はそれを呆然と見つめながら、沖田くんの言った言葉の意味を考えていた。
俺のせい?Aの隈は、Aが寝ないでただずっと仕事をしていたのは、全部、俺のせいなのか…?
万事屋へと向かう中で、ただひたすら、飲み屋で見たAの今にも泣きそうな顔と、今の沖田くんの言葉が延々と頭の中を流れていた。
402人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おと姫と愉快なサカナたち(プロフ) - 見廻組の零番隊隊長さんとの絡みもっと欲しいです! (2020年2月12日 21時) (レス) id: e21618e8ed (このIDを非表示/違反報告)
りう(プロフ) - 魅力さん» R18の短編の方で書かせていただきますね。リクエストありがとうございます。 (2018年6月6日 8時) (レス) id: c9b32175c1 (このIDを非表示/違反報告)
魅力 - 神威と本番やって! (2018年6月3日 9時) (レス) id: 0d61db9448 (このIDを非表示/違反報告)
りう(プロフ) - こんぺーとーさん» 遅ばせながら更新させていただきました!これからもご愛読いただければと思います! (2018年5月28日 12時) (レス) id: c9b32175c1 (このIDを非表示/違反報告)
りう(プロフ) - 絢さん» 御返事遅くなってしまい申し訳ございません!ありがとうございます! (2018年5月28日 12時) (レス) id: c9b32175c1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りう | 作成日時:2017年8月2日 21時