最悪 ページ30
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side 小野寺
石川｢なにニヤニヤしてんの太志？｣
小野寺｢あ、見んな！！｣
石川｢…え！Aさんのハンバーグってなに？｣
関田｢ぶっ！！｣
練習が終わり、更衣室でシャワーを浴び、着替えていたときだ。
スマホの電源をつけて、今日、Aさんにハンバーグを作ってもらう約束だったのを思い出す。
思わずニヤけてしまった。
その瞬間を、隣で着替えていた石川祐希に見られ、スマホのカレンダーにかいていた文字を読まれた。
そしてなぜか関田さんが、飲んでいたスポドリを吹き出した。
石川｢Aさんにハンバーグ作ってもらうの？｣
小野寺｢…別にいいだろ。スマホ返せ｣
�盒�｢へぇーー、太志ってAとそういう仲だったの？｣
小野寺｢違いますから！｣
石川｢えー、俺も食べたいんだけど｣
小野寺｢ダメ！食べさせない！｣
�盒�｢独り占めはよくねーぞ｣
石川｢そーだそーだ｣
Aさんの作るハンバーグはめっちゃ美味しい。
胃袋を掴まれでもしたら…！
…ダメダメ。
柳田｢俺も食いたい｣
�睫�｢…関田も食べたいって｣
関田｢言ってねぇよ！｣
�睫�｢目が言ってた｣
石川｢え、じゃあついでに高野さんも行きましょうよ｣
�睫�｢いいよ｣
石川｢決まりだ太志！｣
絶対嫌だ。
しかもAさんは今怪我をしてるし無理させるわけにはいかない。
そんな俺を見かねた福澤さんが、Aさんに電話して聞けばいいだろと言う。
それを聞いた祐希が、俺のスマホで勝手に電話をかけて渡してきた。
おい、待て待て待て。
｢もしもし？｣
小野寺｢…ごめんAさん｣
｢え、どした｣
小野寺｢祐希に、今日Aさん家行くのバレた｣
｢…え、別にいいけど｣
小野寺｢違う違う。俺も行くって言って聞かないの。そしたら何人か集まってきて、俺らも行きたいって言い始めて、今、電話してます｣
申し訳なくて、でもAさんの声が聞けてる今の状況が嬉しくて、ちょっと顔が熱くなる。
それを見てるメンバーがニヤニヤし始めた。
くそ…！
それから人数を教えたら、大丈夫という返事が来て、落胆する。
…せっかく、二人きりだと思ったのに。
石川｢Aさんなんて？｣
小野寺｢…大丈夫だって｣
�盒�｢よし！早く帰るぞ準備しろ！｣
石川｢おっす！｣
柳田｢久々の女子の手料理かも｣
�睫�｢ちょっとテンションあがりますよね｣
関田｢…俺行くって言ってねぇよ｣
�睫�｢じゃあ、行かねーの？｣
関田｢…行く｣
ああ、もう、マジで最悪。
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エマりん - 読んだら感想を仲良し芸能界で！ (2020年2月9日 7時) (
レス) id: fd98254018 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - エマりんさん» ありがとうございます！はい、読みたいです！ (2020年2月9日 7時) (レス) id: a7ed6a47fc (このIDを非表示/違反報告)
エマりん - 貴方の作品を見てみてすごいと思いました！だから私の作品も見てほしいなぁって思いました…読んでくれる？作品名は仲良し芸能界です！高評価お願い！ (2020年2月9日 7時) (レス) id: fd98254018 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - エマりんさん» ありがとうございます！！はい！ぜひ！友達申請お待ちしております！！ (2020年2月9日 7時) (レス) id: a7ed6a47fc (このIDを非表示/違反報告)
エマりん - めちゃくちゃ良かったです！友達になりませんか？ (2020年2月9日 7時) (レス) id: fd98254018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花
| 作成日時：2019年10月23日 21時
