天使と名高いあの人【東京リベンジャーズ】 (ページ8)

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11月某日

起床し、永田から朝の報告を受けていた時だった。

ｶﾞﾁｬﾘ＿＿＿

玄関が開く音がした。

『永田』

永田｢はい。確認してきます｣

少しして

永田｢灰谷ご兄弟様です。通してよろしいでしょうか｣

『ハァ……ええよ。通して』

私がため息を吐き、そう言うや否や部屋の扉が開く

蘭｢蘭ちゃんが来てやったぞ〜｣

竜胆｢お邪魔します｣

『勝手に他人の家(ひとんち)の玄関空けといてお邪魔しますもクソもあるか。
1階の受付も何やっとんねん…
腐ってもここ私の会社やぞ……

永田』

永田｢はい｣

永田を呼ぶと部屋の外から入ってくる。

『今日の予定なんかあったっけ？』

永田｢はい。

本日は晴臣様がお見えになられるご予定です。

組長は本日別件があるとの事で、
東京駅までお送りになられるとのこと。
その後、私が東京駅へ行き組長とのご挨拶後、
晴臣様をこちらへ連れて来る手筈です。

如何されましょうか？｣

『もう向こうは出発したやろうし
今更無理は私が怒られるから予定通りでええよ。

ほかの予定はある？』

永田｢本日は晴臣様がいらっしゃいますので本日の予定は以上となります。

それと、お手紙が2通届いております。｣

私はその2通の手紙を受け取り、永田を下がらせた。

手紙の差出人は…
1通は弟から
もう1通は、、

『佐野万次郎？＿＿＿＿＿＿＿』