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10月31日
ハロウィンの当日
東卍と芭流覇羅の抗争を見物するべく、各地のまとめ役たちが集まった。
上野のガリ男
池袋のICBM
六本木の灰谷兄弟
目黒の天使
『蘭と竜胆久しぶり〜。元気〜？
今度年少の話聞かせて〜』
蘭｢お〜、久しぶりぃ｣
竜胆｢A久しぶり。その話はまた後でね｣
ガリ男の方からおい。と聞こえ女性はそちらに振り向いた。
ガリ男｢あー？女じゃねぇか。
灰谷の女か？
こんな所に女連れ込んでんじゃねーよ｣
ハハハとガリ男周辺の男達が笑った
『フフ、そんなそんな灰谷の女なんて恐れ多いわぁ…
天使の由来、教えたってもええねんで？』
ガリ男｢ハハ、噂の天使様か！
天使様にぜひお相手して頂きたいなあ！
さぞいい声を出すんだろうよ！｣
竜胆｢テメェ…｣
蘭｢殺すぞ｣
『ええやん。私今は上野動物園欲しいねん
降りてこいや
自分、気張らなあかんで？』
ガリ男｢自分ん？自分自身に言って鼓舞のつもりか？｣
ガハハと笑いながら目の前に立ったガリ男
ガリ男｢勝つ気満々みたいだしなぁ、
天使様が最初の1発を打ってくれていいぜ｣
『じゃ、遠慮なくさせてもらうわ』
シュッと風切り音をさせ
女性はガリ男の顎を蹴り上げ伸した。
蘭｢やっぱいい女だな〜｣
竜胆｢…｣
灰谷兄弟の兄は女性を褒め
弟は倒れているガリ男を見下すような目で見ていた。
ガリ男の手下であろう者達がテメェ…と言っている中、
女性はいきなりパンッと手を合わせた。
『お騒がせして申し訳ないです！
上野はまた今度ちゃんと潰しますんで
とりあえず東京卍會と芭流覇羅の抗争見物しましょ！』
と、上野のガリ男を再度潰すと宣言しつつ周囲に謝った。
阪泉｢もう既に祭りかァ？
俺ァ今日の仕切り任されたICBMの阪泉だァ
準備はいいかァ？
今回の主役共の登場だァ〜！｣
東京卍會と芭流覇羅が入場し、みんながマイキーに注目する。
ICBM｢両チームの代表者！前に！｣
伸びているガリ男の上に座っていたら竜胆が手招きしていたので灰谷兄弟の間に座る。
そして東京卍會が入場してきた際、オレンジのふわふわ頭がこちらを指を指した。
ナホヤ｢俺らから目黒奪ったやつ！！｣
『…あー？』
女性は首を傾げた。
思い出せないのである。
｢(あの人誰だ…？！)｣
その女性を見てある者が考えを巡らせた。
女性が考えてるうちに芭流覇羅代表が仕切りの阪泉を殴り飛ばし乱闘が始まった。
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作者名：りう | 作成日時：2023年11月4日 14時
