天使と名高いあの人【東京リベンジャーズ】 (ページ30)

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ゴアイサツから少し経ったある日

目黒を散歩していると天竺の特服を見かけ、
ソイツが向かう先をバイクで追った。

そこには望月が居たが、すぐどこかへと行った。

そこに落ちている人間を拾い上げる。

『こいつ、確か…』

顔を覗き込みそう呟くと、お前！と声がかかる

『あー？』

振り向くとそこには双悪(ツインデビル)がバイクに股がっていた。

『コイツ、東卍？』

ナホヤ｢そうだけどー？｣

『ん、じゃあ病院連れてけ』

そう言って金髪ロン毛をアングリーと呼ばれる弟のバイクの後ろへと乗せる。

ソウヤ｢え、あ、ありがとう｣

『こんくらいええよ
スマイリー、やっけ？
弟大事にしてんやな。感心感心』

私はニコニコとスマイリーのふわふわとした頭を撫でる
が、すぐ手を払われた。

ナホヤ｢やめろ｣

『はァ、冷たいわァ…
そのまま弟大事にするんやで』

私はまたニコリと笑い、その場を後にした。

＿＿＿＿ソウヤside＿＿＿＿

目黒の天使と呼ばれている人物は、
ニコニコとして兄ちゃんの頭を撫でた。

それに戸惑う兄ちゃん。

『弟大事にするんやで』

そう言って手をヒラヒラとさせて
その場を後にした目黒の天使。

撫でられたのが兄ちゃんだけで、少し、羨ましいなと思った