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晴臣｢ねね！きた！｣
血の繋がっていない弟の晴臣がきた。
晴臣の後ろから永田が顔を出しペコリとお辞儀した。
蘭｢なんだぁ？Aのガキかぁ〜？｣
竜胆｢え？！？！Aって子供いたの？！｣
『ちょお待て。ちゃうやろ
ん？あ、2人にはまだ紹介したこと無かったか
晴臣こっちおいで』
私がこっちにおいでと言うと晴臣は、あい！と元気よく返事しこちらへﾄﾃﾄﾃ歩いてきて私の膝の上に座った。
『この子は晴臣
元養父…おじぃの実の息子。
血の繋がってない弟や。
次期組長やで。
晴臣、挨拶できるか？』
晴臣｢あい！
はるおみ！いま
晴臣は指を3にしてそういった。
_お婿さんは無理やで晴臣。一応家族やし。
私は晴臣の頭を撫でながらそんな事を思った。
そしてその晴臣の発言に突っかかる2人。
蘭｢ガキのクセに人を見る目はあるんだな〜｣
竜胆｢お婿さんだぁ？？
お前にAは勿体ねぇし、年の差あり過ぎだからな！｣
竜胆の年の差の意見はもっともだ。
だがあのおじぃの息子で美魔女の母の息子だ。
きっと美しく育つんだろう。
『とりあえず自己紹介済んだし、
晴臣今日は何する？
お昼ご飯食べに行くか？』
晴臣｢うん！
はんばーぐたべたい！｣
『ほな車出そか〜
永田、いつもんとこ電話と、車運転して』
蘭｢蘭ちゃんもいきた〜い♡｣
竜胆｢兄貴が行くなら俺も！｣
晴臣｢いいよ！｣
そして4人で昼食に行き、
その後ショッピングモールで入用の買い物と
晴臣の新しい服などを誂えたりし、一日が過ぎていった。
そして、おじぃが迎えに来て晴臣が帰る時間となった。
『おじぃ久しぶり〜』
養父｢久しぶり。やけど、その呼び方辞めろ言うとるやろ｣
『ええやん。パパ言う年齢でもないし』
晴臣｢ぱぱきた！｣
養父｢晴臣〜。楽しかったかー？
なぁA、また晴臣の服買ったんか？｣
おじぃが晴臣の近くにあった紙袋を見る
『だって晴臣欲しいって言うたんやし
買ってあげるんがお姉ちゃんやろ』
養父｢買いすぎやアホ｣
久々の養父との会話
悪態を着きながらも、実の娘として育ててくれた頃のままの対応である。
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作者名：りう | 作成日時：2023年11月4日 14時
