鏡の中【wrwrd】【ra運.営】 (ページ1)

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プロローグ？ページ1

午後2:00、目が覚める
今日は平日。普通の学生なら学校にいる頃だろうか。

私は学校になんて行かないけどな
ニート？違う違う、不登校。
地毛である色素の薄い金髪に近い茶髪と生まれつきの暗い赤の目のせいで小学生の時から浮いた存在だった。
中学からは先輩達にも目をつけられ、同級生からは気味悪がられ。
勿論友達なんていなかった。

次第にエスカレートしていくいじめ、先生は見て見ぬふり。耐えるなんて無理だった
そんな時に、親は私だけを家に置いて帰ってこなくなった
事故に巻き込まれたのか、事件に遭ったのか、はたまた捨てられたのか。何故なのかは知らない。
それをきっかけに私は学校に行かなくなった。
別に将来の事なんてどうでもよかった。そのうち消えるつもりだったし。

まあそんなこんなでぼんやりとした暮らしを続けてそろそろ1年。未だに元気(笑)に生きてます。
あー..お腹減ったな
カップ麺でも買ってくるか

そう思って廊下に出た時、
廊下にあった全身鏡がピシリと音を立ててひび割れた。
ホラーに多少耐性がある私でも少し驚いてしまった
『な、なんで突然鏡が...？』
恐る恐る鏡に触れると辺りは真っ白な光に包まれる。
次に目を開けた時は別世界に居た。
『こ、ここどこ？？？』