【2434】皆さんちょっと甘やかしすぎでは?

続き ページ33

「私の家の裏なんてどうでしょう？広いですよ〜」

「良いんですか!?ありがとうございます!!!」

「いいですよ〜私もシェリンさんの建物が近くにあるって嬉しいですからね〜」


―――これが俗にいうてぇてぇってやつ
―――てぇてぇなぁ
―――黒リンてぇてぇ


「えっと〜デザインなんですけど〜一階建が良いですか？」

「あぁ〜そうですね〜一階建てで部屋の数を3つ位にしておけば結構良い感じだと思います」

「えぇ〜良いじゃないですか〜。シェリン先輩の部屋の横に三枝先輩の部屋も作っておきますw？」

「良いですねw！そうしましょうww！」


―――黒瀬意外ろコミュ力あるんやな
―――なんかおしゃんになりそう
―――初見です！


「あ〜シェリンさんって彼女いるんですか？」

「え!?居ないですよ〜w」

「へぇ〜元カノってどのくらい居たんですか？」

「えっ…でもそんな居ませんよ？凄いモテてたわけじゃないですし」

「それは嘘ですね。こんなイケボのイケメンに彼女が出来ないわけがない」


―――それな
―――モテないは嘘
―――シェリンが持てなかったら俺は一体……


「え、じゃあ逆に黒瀬さんは恋人とか居ないんですか？」

「あ〜居ないですね。私に近寄って来るのは大体ヤバい奴なんで」

「えw例えばw？」

「初めて告白されて、付き合ったら只の新興宗教の勧誘のためだったとか
結婚まで考えてた彼氏に浮気されて、私が愛人の方だったみたいで本カノさんに刺されそうになったり
初めてできた彼女が重くなっちゃって、軟禁されたりですね」

「えっ……」


―――えっ……
―――あっ……
―――怖……


「えっ……それは…大丈夫だったんですか？」

「あぁ〜大丈夫でしたよ。
軟禁に関しては合鍵を持ってた友達が不信に思って助けてくれたし
刺されそうになったのはたまたま居たお兄ちゃんに助けてもらえたし
宗教勧誘とは完全に縁を切りましたw聞いた感じちょっとカルト教団っぽかったんでちょっと怖かったですw」


―――ガチやん
―――シェリン絶句してるw
―――やべぇやつ引き寄せてんな


「そろそろいい人が欲しいですw」

「えっなんか凄いですね〜こわぁ……
え、じゃあ好きなタイプって何ですか？」

「え〜っと……女の子は特に無いですね〜可愛い子もかっこいい子も大好きですw
男の人は〜爽やかな細身が好きですw筋肉質な人はちょっと苦手ですね〜」

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