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家に着いて、玄関で靴も揃えるのもなんだかだるくて放り投げるように脱ぐと、着替えることすら出来ずにベッドに飛び込む。
放り投げた鞄からLINEや電話の音が鳴っているが、とても出る気にはなれない。ベッドに体を預けて目を瞑った。
『知らなかった。こんなに痛いんだ』
先程からずっと吐きたくなるほどに酷く痛む胸に、学生の時私に告白してくれた人たちもこんな気持ちだったのかな。と今更知った。
『…っ』
頬から伝った雫は枕を濡らしていく。しばらくそうしていると、泣いたことで疲れたのだろうか。瞼がだんだんと重くなってきて私の意識はいつの間にか途切れていた。
『…む』
再び目を覚ますと、外はすっかり暗くなっていた。寝すぎたのかなんなのか、起き上がると頭がズキズキ痛む。涙が乾いたのか少しだけ目の横がカピカピになっていてちょっと不快だったが、気分はほんの少しだけ晴れた気がする。
とりあえず時間を確認しようと思えば、そういえばスマホはまだ鞄の中だった。と鞄からスマホを取り出せば
『…わ』
19:48の時刻の下には大量の通知がまとめて来ていて、正直確認するのが怖い。
『…あとから見よう』
勇気が出なかった私はそのままスマホを充電器に挿して、ご飯とお風呂を終わらせることにした。
時刻は21:20。やることを終わらせてしまった私は再びスマホと睨めっこしていた。
ようやく震える手でスマホの通知を確認すると案の定ほぼショッピからで、途中からチーノや他の人からも通知がきていて驚く。
まず我々だの他のメンバーから確認すると【連絡つかんって聞いたけど大丈夫か？】というような内容がほとんどだった。どうやらショッピから私が連絡がつかなくなったことが行き渡って心配させていたようだ。一人一人に寝ていたことと謝罪の文章を送り、10分ほどかかったが一息つく。
そしてショッピからの連絡を漸く見た。
【今どこにおるん？】
【変なことに巻き込まれてへんよな？】
【頼むから電話に出てくれ】
というような内容がほとんどで、あの後1人で帰った私が連絡がつかないことに心配させてしまったようだ。置いて帰ったのは私なのに優しいなと思ったし、そういう所が好きだなとも思った。
ただ、申し訳ないので【ショッピごめん。あの後帰って寝てたから見てなかった】と入れればすぐに既読がついたかと思えば、
『っ』
ショッピから電話がかかってきた。
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リツカ(プロフ) - ラピスティアさん» ラピスティアさんコメントありがとうございます！わーとてもとても嬉しいですありがとうございます;頑張ります！！！！！！！！！ (2月8日 23時) (
レス) id: 38d80545ef (このIDを非表示/違反報告)
ラピスティア(プロフ) - shpルート完結おめでとうございます！リツカさんの書く物語全部大好きでいつも読ませてもらっています！各ルート完結まで大変だと思いますけど応援してます！頑張ってください！ (2月8日 23時) (レス) id: 686e242ca7 (このIDを非表示/違反報告)
リツカ(プロフ) - わんわさん» わんわさんコメントありがとうございます！私もいい加減書き切りたいなーとは思ってるので頑張ります！ (2月8日 20時) (レス) id: 38d80545ef (このIDを非表示/違反報告)
わんわ(プロフ) - この作品めっちゃ好きで繰り返し見てます✨️完結まで各ルート大変だと思うんですけど見たいので頑張っていただけると嬉しいです！！！ (2月8日 18時) (レス) @page7 id: 4482993794 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リツカ | 作成日時：2023年10月29日 15時
