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それからは動画の投稿を続けて、特に何の変哲もない日常が続いた。唯一少し変わったことはあれからちょくちょくショッピが個人的に遊びに誘ってくるようになったことだろうか。
私も動画の編集が終わっていれば暇なので誘いに乗るのだれけれど。
『今日はどこ行くの？』
shp「んー、前にA猫カフェ行きたい言うてたやん？行こうや」
『！楽しみ』
猫カフェは行ったことがない。1人で行くのもあれだし、莉子が猫アレルギーなため、行きたいなと思いつつ、なんだかんだ行けなかったところなのだ。
猫カフェに着き、ショッピは慣れた様子で受付を済ませる。
1 とりあえず1時間半コースで、ドリンクを頼むらしい。適当なものを頼み、靴を脱いで早速猫たちのいる部屋の中に入る。
『か、かわいい…』
多種多様な猫たちが歩いていたり、寝ていたり、おもちゃで遊んでいる。人も思ったよりおらず、1組女性のペアがいるだけだった。
shp「とりあえずあそこ座ろか」
そう言ってショッピはすいすいと猫たちの間を縫うように歩くが、私は猫たちが足元を通ると踏んでしまいそうで怖くて恐る恐るになってしまう。そんな不恰好ながらもようやく席に着いた私を見たショッピはケラケラと笑っている。
shp「…っそんなビビらんでも大丈夫やでっ…」
『笑いすぎ』
恥ずかしくて顔が熱い。すると、するりと足元で柔らかい感触がしたので机の下を見ると、1匹の猫がすりすりと私の足に擦り寄ってきていた。
『！…！！！ショッ…！』
shp「ふ、そんなに手振らんでも見えとるで。人懐っこいみたいやな。触ってみたらどうや」
『う、うん』
恐る恐る、慎重に少し屈んで足元にいる猫の身体にそっと触れる。すると今度は私の手にすりすりと擦り寄ってくれた。その愛らしさに思わず言葉を失って、隣で頬杖をついて私を見つめているショッピにどうにかこの愛らしさを伝えようとすると、ショッピは「良かったな」と運ばれてきたドリンクに口をつけている。
その後、ようやく慣れてきた私はショッピに色々教わりながらたっぷり1時間半猫と触れ合って、店を出た。
今はお昼ご飯を食べに歩いているところだ。
『可愛かった…連れてきてくれてありがとうショッピ』
shp「俺も色々楽しかったわ。また来たいなら連れてくで」
『ほんと？嬉しい』
そんな会話をしながら、2人で歩く。
こんな穏やかな時間がいつまでも続けばいいのに。なんて少しだけ、ほんの少しだけ思った。
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リツカ(プロフ) - ラピスティアさん» ラピスティアさんコメントありがとうございます！わーとてもとても嬉しいですありがとうございます;頑張ります！！！！！！！！！ (2月8日 23時) (
レス) id: 38d80545ef (このIDを非表示/違反報告)
ラピスティア(プロフ) - shpルート完結おめでとうございます！リツカさんの書く物語全部大好きでいつも読ませてもらっています！各ルート完結まで大変だと思いますけど応援してます！頑張ってください！ (2月8日 23時) (レス) id: 686e242ca7 (このIDを非表示/違反報告)
リツカ(プロフ) - わんわさん» わんわさんコメントありがとうございます！私もいい加減書き切りたいなーとは思ってるので頑張ります！ (2月8日 20時) (レス) id: 38d80545ef (このIDを非表示/違反報告)
わんわ(プロフ) - この作品めっちゃ好きで繰り返し見てます✨️完結まで各ルート大変だと思うんですけど見たいので頑張っていただけると嬉しいです！！！ (2月8日 18時) (レス) @page7 id: 4482993794 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リツカ | 作成日時：2023年10月29日 15時
