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A.side
『ん…』
カーテンの隙間から差し込んだ朝日に気が付き、目を開ける。頭が痛い。
『あれ、私昨日は我々だに誘われて…お祝いしてもらって…あ、誰かのお酒間違えて飲んで…そこから…あーーー！』
思い出して頭を抱える。今すぐ記憶の奥底に封印したい。いつもなら絶対あの程度の量で酔わないのに…！恐るべし24時間配信後の疲労。と昨日のことを思い出して1人悶えていると、けらけらと笑い声が聞こえる。恐る恐る声の方に顔を上げるとショッピがいた。
『ショッピ…！？え、なんで！？いや、なんでじゃないか、どう見ても送ってくれたんだよね、ご、ごめんね、ありがとう』
shp「いやw別にええでw正直面白かったしな」
怒ったり、呆れてたりはしないようでよかった。そう思っているとショッピの目の下にうっすら隈ができているのに気がついた。
『え、というかごめん、ショッピもしかしてずっと起きてた…！？』
shp「あー、いや、まぁ起きてたといえば起きてたけど…」
『うわぁ、ほんとにごめん！ど、どうしよう。あれだったら寝てから帰ってもいいよ！？ベッド全然貸すよ！？子守唄歌う！？添い寝でもしようか！？』
もうめちゃくちゃなことを言っている自覚はあるが、送ってもらった上に一睡もさせていないなんて本当に申し訳が立たない。私の提案にショッピは少し考えた素振りを見せると
shp「じゃあ寝てから帰ろかな」
『へ』
提案はしたものの、そんなんするわけないやろとか言って帰るのだとてっきり思っていたので、予想外の答えに私は鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をしてしまう。私のリアクションが面白かったのかショッピはまた笑うと、
shp「添い寝、してくれるんやろ？」
私はショッピのその言葉に、固まる。確かにさっきは勢いでそう言ったが…いや、流石にショッピの冗談だよな？と思うが、ショッピはじりじりと近付いてくる。
『さっきのは言葉の勢いというか…その…え、ガチですか？』
shp「ガチっすよ、さ、寝ましょうか」
『わっ…』
そう言い、ショッピはベッドから逃げようとした私ごと抱き締めてベッドにダイブしてきた。そのわりに私が頭を打たないようにしてくれていた。ベッドがギシッと音を立てる。
ああ、きっと今私の顔は
shp「真っ赤やな」
ショッピは私の頬を一撫でして微笑む。その目がなんだかものすごく、愛おしいものを見るような目で見てくるものだから勘違いしそうになってしまう。
きっと、気のせいだ。
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リツカ(プロフ) - ラピスティアさん» ラピスティアさんコメントありがとうございます！わーとてもとても嬉しいですありがとうございます;頑張ります！！！！！！！！！ (2月8日 23時) (
レス) id: 38d80545ef (このIDを非表示/違反報告)
ラピスティア(プロフ) - shpルート完結おめでとうございます！リツカさんの書く物語全部大好きでいつも読ませてもらっています！各ルート完結まで大変だと思いますけど応援してます！頑張ってください！ (2月8日 23時) (レス) id: 686e242ca7 (このIDを非表示/違反報告)
リツカ(プロフ) - わんわさん» わんわさんコメントありがとうございます！私もいい加減書き切りたいなーとは思ってるので頑張ります！ (2月8日 20時) (レス) id: 38d80545ef (このIDを非表示/違反報告)
わんわ(プロフ) - この作品めっちゃ好きで繰り返し見てます✨️完結まで各ルート大変だと思うんですけど見たいので頑張っていただけると嬉しいです！！！ (2月8日 18時) (レス) @page7 id: 4482993794 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リツカ | 作成日時：2023年10月29日 15時
