第５話：おシャマなシャーマン４☆イラスト有★ ページ32
─風呂場─
チャポン───…
「麻倉家のお風呂場、結構大きいなぁ…
さすが名門麻倉家…。。」
Aがふぅ、と息を吐くと、
扉が開いた。
ガラッ
「あ、アンナちゃん…！
今日はごめんね、お泊りまでさせて
もらっちゃって…。」
「いや、いいのよ。
別に迷惑な話でもないし、
晩御飯の支度も頑張ってくれてるしね。」
ポチャン─…
「アンナちゃんは…、
葉君のどんな所が好きなんですか？」
って…何聞いてるの私…(汗
「…、別に…ただまあ一緒にいて楽なだけよ。
シャーマンキングにもなるしね、アイツは。」
アンナさん…葉君のこといつも厳しくしてるけど、
いつでも葉君のこと考えてるんだね…
Aがニコッと微笑む。
「ふふ、ちゃんと葉君のこと
心配してるんですね」
「っ、別にそんなんじゃないわよ。
アイツにはシャーマンキングになってもらうため
強くならないといけないんだから。」
アンナちゃんが空を見上げる。
「そうですね…。
こんな素敵なお嫁さんがいて、
葉君も幸せそうでなりよりです。」
「別にそこまであたしはよくないわよ。
それをいうならAの方がいいじゃない。
家事も面倒見もいいし、何よりおしとやかだしね。」
「！…そんなことないですよ…、
昔から弱虫でまわりの子から嫌われていて…
役立たずなだけです…今私がこうやっていられるのも
葉君のおかげなんです。私を一人という暗闇の世界から
救ってくれた…葉君は私の憧れですよ…。」
アンナが目を見開き、少し口を緩め、薄く笑う。
「憧れ、か…。葉のこと好きででしょ？A。」
Aが目を見開き顔を真っ赤に染める。
「っな…、そ、そんなことないですっ！///
ただ私は憧れってだけで///」
「夕食の時、顔真っ赤に染めて葉のこと
見てたのは何処の誰だったかしら？」
Aが息詰って顔を赤くし、
ブクブクと泡を立てる。
「…////で、でも…
葉君にはアンナちゃんっていうお嫁さんが…、」
「…人が誰かを好きになるっていうのは
自由なことよ。アイツが好きならそれでいいじゃない。」
アンナがフッと笑う。
「アンナちゃん…
な、なんかごめんなさい…///」
「いいのよ、ふふ。
よし、じゃああがりましょうか。
そろそろのぼせてきたし…。」
「あ、はいっ！」
月が輝く夜、二人で微笑み合った。
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南瓜(プロフ) - 律花さん» あ、すみません。桜餅ですｗ (2014年5月24日 20時) (
レス) id: 52f45ee865 (このIDを非表示/違反報告)
律花(プロフ) - 南瓜さん» お久しぶりです！えーっと…桜餅さん？南瓜さんの方がいいんでしょうか汗これからも宜しくお願いします！ (2014年5月22日 21時) (レス) id: bf9252504a (このIDを非表示/違反報告)
南瓜(プロフ) - 待ってました！俺もまた度々イラスト描かせていただきます！ (2014年5月21日 18時) (レス) id: 52f45ee865 (このIDを非表示/違反報告)
律花(プロフ) - 舞樹さん» 今まで更新停止して本当にすみませんでした…＞＜亀更新かもしれませんが宜しくお願いしますヽ(;´ω｀)ノ (2014年5月19日 22時) (レス) id: bf9252504a (このIDを非表示/違反報告)
舞樹(プロフ) - やっぱり面白いです！更新、頑張ってください！ (2014年5月2日 19時) (レス) id: 3dca770fe3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：律花 | 作成日時：2014年1月9日 22時
