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『最近肌寒くなってきた…ね?』




「んだな、でか敬語」




なんだかんだで二人っきりになると気まずい。だって今は夜だから真っ暗だもの。私の家徒歩で行けるけど、結構遠いんだよな。





「そーいえばさ、」





沈黙の流れる中断ち切ってくれたのは二口だった。




『うん』




「お前好きな人とかいんの?」






ブフツ!!




「きったね!!!」





いけない、思わず吹いてしまった。
平常心平常心…




「その同様はいる…んだよな?」




『ま、まぁ……ふ、二口は?』





何聞いてんだろ。いるとか言われても多分2年の美人でかわいいって言われてる先輩だろうとしか思えないのに。





「俺もいる…けどな!!!!」



『あ、あっそ!!!』




なんかよくわかんないテンションだし、あーー。






「……気になる?」





『…まぁ、気になります』







うああああああああああああああああああ
!!!!何言ってんだ!!!もうダメだ!!いいいいいいいい!!!!!!




「お前…とか言ったらどうする?」






あー、期待させないでよ。馬鹿な先輩だな。
私は、家がすぐ側な事をいいことに、





『だったらいいですね。』





って返してやった。

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設定タグ:ハイキュー , 二口堅治 , HQ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:卯月 | 作成日時:2017年7月27日 21時

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