三i枝明i那２ ページ2
ピンポーン
その後無事明那の家に到着した私は、相変わらず間の抜けたチャイム音だな…なんて失礼なことを考えながら扉が開くのを待つ。
ばたばたと足音が聞こえたのち、聞きなれた声と共に扉が開いた
「はーい…ってA！？え、なんでここにいんの！？」
予想通りの反応で思わず頬が緩む、決して会えて嬉しいとかじゃないけど
「ごめん、終電逃しちゃって…たまたま明那の家の近くにいたから、来ちゃった。」
なんだか胡散臭い、言い訳のようになってしまい思わず目を逸らしてしまう
…あれ、反応がないな
もしかして態度が悪過ぎ？泊まらせて貰おうとしてる身分で図に乗り過ぎかも
「ご、ごめ…」
泊まらせてもらえなかったら本当に困る、謝ろうと思い逸らした目を明那の方へ向けると
……ん？
予想に反して、何故か顔を真っ赤にしてしゃがみこむ明那が目に入って混乱する
「え、なに？」
どうしよう、明那が何を考えてるか全然わからない
声をかけようにも、何て声をかけるべきなの？
顔を伏せた明那の上でまごまごすること数十秒
「っっっあぁ〜！！！」
先に動いたのは優柔不断な私ではなく明那の方だった、いきなりの奇声に若干びびる
びびったまま後ずさりして、なんならそのまま帰ろうかなとも考えていたんだけど。
突然立ち上がった明那に両肩をつかまれて阻止されてしまった。
「あ、明那……？」
私たちはまだ付き合って間もない
だからこういう触れ合いにもまだ慣れなくて、ちょっと照れそう
いいムードってやつが漂いそうになったその時、視界がぐいんと揺らいだ
「うわぁっ…！？」
明奈の方に引き寄せられたと思えば押し返される、なすがままに揺さぶられている状態に頭の中が！？でいっぱいのまま明那の声が聞こえた
「ねぇなにそれ！？ねぇ！？俺の家きたかったってこと！？可愛過ぎんか！？ねぇ！？え、これ俺調子乗っていいんだよね！！ねぇ！！」
1ミリも話を挟ませる隙がない、っていうか揺さぶられ過ぎて頭が回ってきた
「ちょっと、明那…！」
未だ肩を揺さぶりながら早口トークを続ける明那を止めようと一歩明那の方へ近づこうとする
近づこうとした、はずだった
歩みを進めようとした私の足は仕事の疲れと明那の揺さぶりで目的地を大幅にずらしてしまい…
この体勢、絶対やばい！！
頭からいくやつ、と勘づいて目をぎゅっと瞑る
しかし、私にきた衝撃は柔らかなものだった
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水桜時 - リクエスト失礼します。卯月コウでお願いしてもいいですか？（できれば学パロで放課後遊びに行く〜みたいな感じで） (2023年4月14日 18時) (
レス) id: 9943baf392 (このIDを非表示/違反報告)
ししゃも(プロフ) - たまさん» まさか世界平和が訪れていたとは((感想本当にありがとう御座います！めちゃくちゃ励みになります、、！ (2021年9月12日 20時) (レス) id: b7184e5adb (このIDを非表示/違反報告)
たま - めっちゃ助かりました。ありがとうございます。最近の荒んでいた心が落ち着いて地は浄化され、川はせせらぎ、風が爽やかに吹き、地球が救われました (2021年9月12日 13時) (レス) id: ba3a5d47c2 (このIDを非表示/違反報告)
カルタ(プロフ) - めっちゃ面白いですね！でもかなかなとガッくんが怖すぎてカッコいいどころじゃなかった……ww (2021年8月19日 17時) (レス) id: a23bff774f (このIDを非表示/違反報告)
景璃(プロフ) - ししゃもさん» ありがとうございます!これからも頑張ってください！待ってます！ (2021年8月15日 1時) (レス) id: 4f4ca6d63e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ししゃも | 作成日時：2021年8月4日 22時
